富士登山の高山病予防と持って行く飲み物食べ物とトイレ事情

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いつ、どのルートで富士山に登るか決まったら、具体的に知っておくべきこと、チェックしておいたほうが良いことがあります。

また注意点などもまとめてみました。

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登山ルートと登山ペース(高山病の予防)

*自分の登山ルートについて知る

富士山の自分が使うルートに関して、情報を収集しましょう。特に重要なのは、どこに山小屋があって、どこでトイレを使えるかです。

地図は必携です。事前に重要なところに印をつけたりしておきましょう。「ここでトイレ利用」とかね。

下山道を間違うこともあるので、分岐点には気を付けましょう。自分が使う登山道の色を、ちゃんと覚えておきましょう。富士山の4つの登山道は色分けされていて、標識にもこの色が使われています。

吉田ルートは黄色

須走ルートは赤色

御殿場ルートは緑色

富士宮ルートは青色

*登山ペース 高山病を予防するために

5合目に着いてもすぐに登山を始めず、1~2時間食事でもしながら身体を高地順応させます。これは高山病を防ぐのにとても重要です。

意識してゆっくり歩きます。特に登り始めは元気なので距離を稼いでおきたい気持ちもわかりますが、急いで登ると高山病の原因になります。

腹式で意識して深く呼吸します。時々深呼吸するのも高山病予防になりますよ。

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富士山のトイレ事情と水と食料

*富士山トイレ事情

トイレは「環境配慮型 」と言われるものが、山小屋などに設置されています。トイレによって処理方法が違うので、使う時には説明書をちゃんと読みましょう。トイレットペーパーを使ってはいけないタイプもあります。

協力費(使用料)はきちんと払いましょう。管理維持にお金がかかりますので、当然ですね。

女性で月1に当たってしまった場合は、トイレに捨てられませんので、ビニール袋を用意して持って帰るようにしてください。

トイレの数はあまり多くないので、特に子供連れの場合には「携帯トイレ」を持って行くと良いと思います。

トイレを心配するあまり水分を制限すると、高山病の原因になりますので、必要を感じなくても「行ける時には行く」ようにして、水分は十分とるようにしましょう。

*飲み物と食べ物

飲み物と食べ物は、途中の山小屋でも頂上でも購入できます。重いですから、そんなに大量に持ち歩かない方が良いですね。

私は個人的に登山中の食事は「おにぎり」が一番なので、登り始める前に五合目でおにぎりを購入、翌日も宿泊した山小屋で朝ごはんのおにぎりを持って登りました。

でも途中で飲む水(1L位)とエネルギー補給のための甘い物(小さく軽くてカロリーが簡単に摂取できるもの)は、持って登りましょう。水分の補給はとても重要ですし、エネルギーが切れると身体が動きません。


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富士山のルールとマナー

*富士山の入山料(富士山保全協力金 )

2013年に試験導入され、徴収の仕方などは年を重ねるごとに改善されていくようです。富士山はごみが多いことでも有名ですが(恥ずかしい話ですね)、環境保全や施設整備などに多額の費用がかかるのは理解できますね。何しろ年間20~30万人が登るのですから。我らの富士山を美しいまま後世に残すために、ひとり1000円位の出費は高くないのではないでしょうか?

*富士山は国立公園

植物を採取するのは禁止されています。鉱物も持ち帰れません。

景観(溶岩など)も、建造物(神社など)も保護されています。傷つけるような行為は罰せられることになります。

ゴミは自分で持ち帰りましょう。絶対にポイ捨てしてはいけません!

*山小屋で宿泊の場合

荷物に使うビニール袋は、柔らかい音のしないものにしましょう。特に夜中に起き出す場合には、このビニールの音がまだ寝ている人には大変迷惑になります。

山小屋には具合が悪くて寝ている人もいるので、なるべく静かにするよう心がけましょう。

*マイカー規制

自家用車を利用する場合には、マイカー規制の期間がありますので、注意ください。

自家用車は途中までで、登山口までシャトルバスになる場合があります。登山口までどのように行くか、事前にちゃんと調べておきましょう。

まとめ

思いつくことを色々と書いてみました。

マナーを守って、みんなが気持ち良く楽しく登山できると嬉しいです!

富士登山オフィシャルサイト

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