冬至にかぼちゃを食べるのはなぜ?運盛りって?いとこ煮って何?

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冬至にかぼちゃは付き物ですね。

でも、かぼちゃはもともと夏の野菜です。それがどうして冬至に食べられるようになったのでしょう?

また、かぼちゃを使った習慣として「運盛り」というものがありますが、どういうことでしょう?

かぼちゃを使った「いとこ煮」が、冬至の代表的な食べ物である地方も多いようです。

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冬至にかぼちゃを食べるのはなぜでしょう?

昔、冬のかぼちゃは貴重な栄養源でした。今のように野菜を長期間保存したり、遠いところから運んできたりということができなかった時代、収穫してから長期間保存できる野菜が貴重だったのは、うなづけますね。

暗い冬至の頃、太陽の光を一身に集めたようなかぼちゃが、幸運を運んで来ると思われたとしてもおかしくありません。

それに昔の人は経験から、かぼちゃを食べると風邪をひきにくいとか、脳卒中になりにくいとかをわかっていたのでしょう。今でこそ、それはかぼちゃにビタミンAが・・・・、などと説明しますが、昔の人の知恵ですね。

かぼちゃが「冬至の七種」のひとつであることは、別稿で書きました。

2015年の冬至はいつ?何を食べる?ゆず湯に入るのはどうして?

もちろんこれも冬至にかぼちゃを食べる、大きな理由でしょう。

この「冬至の七種」は「運盛り」とも呼ばれています。

冬至の運盛りとは何?

「冬至の七種」は別稿でも書いた通り、7種類の名前に「ん」がふたつ付く食べ物です。それぞれ栄養価が高く、冬に食べるには最適なものです。

・南瓜(ナンキン=カボチャ)
・人参(ニンジン)
・蓮根(レンコン)
・銀杏(ギンナン) 
・金柑(キンカン)
・寒天(カンテン)
・饂飩(ウンドン=うどん)

名前に「ん」がふたつ付くということで、「運」を付ける食べ物と「しゃれ」で選ばれただけではなく、ちゃんと考えられているんですよね。

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日本人は、何かの折にお三方などに盛り付けたものを飾りますが(お月見団子とか)、この「運盛り」もそのような習慣のひとつだったのです。

かぼちゃ(なんきん)を食べると金運が良くなる、というのは、「運」が付く上、名前に「きん」=「金」が付いている、ということでしょうか。

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冬至に食べるいとこ煮って何?名前の由来は?

冬至のかぼちゃ料理をネットで検索したら、かぼちゃと小豆を煮たお料理がたくさん出てきました。私自身は見たことのない組み合わせです(関東出身)。

日本は広い!

かぼちゃと小豆の煮物を「冬至のかぼちゃ煮」と呼ぶ地方と、「冬至のいとこ煮」と呼ぶ地方があるようです。この組み合わせは、東北や北海道など北の方に多いようです。

「いとこ煮」は豆と野菜を一緒に煮るお料理で、入れる豆、野菜も地方によって様々です。元々は神様にお供えしたものを煮て作ったもので、お祭りの際に食べられていたものだそうです。冬至はそのお祭り(儀礼)のひとつというわけですね。

そしてどういう経緯か、かぼちゃと小豆を煮るバージョンが冬至のお料理として広まって行った、ということのようです。

かぼちゃは広く「冬至」に食べられていたものですし、小豆も赤くておめでたい、邪気を祓うということで「冬至粥」として食べられていました。このおめでたいものが合体したということでしょう。

さて、この不思議な「いとこ煮」という名前の由来ですが、諸説あるようです。

材料を煮えにくいものから「追々」入れて行くので、「追々」を「甥甥」に置き換えて「いとこ」になった。。。ちょっと無理やりな気もします。

同じ畑で育った「いとこのような仲間だから」というのも、だったら「きゅうり」と「トマト」だっていとこじゃないか、と思ってしまいますね。

まとめ

「冬至」には、やっぱりかぼちゃを食べよう。小豆を入れて「いとこ煮」を作ってみようかな。

みなさんもかぼちゃを食べて、元気に冬をお過ごしくださいね。

先人の知恵は、バカにできませんぞ!

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