七福神のそれぞれの特徴と由来とご利益は?

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新年にはたくさんの方が「七福神めぐり」をするようになりました。ちょっとしたブームですね。町興しの為に「七福神」を新たに揃えたり、お寺や神社が協力したり、新しいルートもどんどん増えています。

そんな七福神ですが、中にはあまり馴染みのない神様がいらっしゃったり、だいたいどの神様が何と言う名前かよくわからなかったり・・・そういえば、どんなご利益があるのかも良く知らないことに気付きました。

それに「七福神」という名前で、日本の神様のような気がしているけれど、それもちょっと違うようです。七福神はお寺にあったり神社にあったり・・・宗教に関しておおらかな日本人らしい、ごちゃまぜの信仰のようです。この起源が別々の神様が、どうして一緒に信仰されるようになったのか、不思議ですね。

七福神は全部に参拝しなくても、自分が信じる神様にお参りすれば良いんですね。じゃあ、今の私はどの神様にお参りしたら良いのかしら・・・ということで、七福神について調べたので、せっかくなので調べたことを書いておきたいと思います。

何しろ7人の神様がそれぞれ数奇な運命をたどっておられ(何しろほとんどが外国から来られ、日本に入ってからもいろいろと・・・)、信仰にもさまざまなものがあるので、ここではその中から代表的であると思われるものを書いています。

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七福神の紅一点 弁財天(弁才天)

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まずはレディーファーストで、紅一点の弁才天様からです。

七福神で唯一の女神です。琵琶を奏でていたり、武器を手にしていることも・・・数奇な運命をたどってきた七福神の中でも、特にこの弁才天様は国内でいろいろに変容して、お寺や神社によってその名前も(同じベンザイテンであっても、数種類の漢字表記があります)信仰もご利益も様々です。

縁起もインドのヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティー神でもあるし、日本神話の市杵嶋姫命(いちきしまひめ) でもあったりもします。

ご利益は「芸事(音楽)上達」「五穀豊穣」「財福」「知恵の徳」など多岐にわたり、その弁才天様のいらっしゃる社寺によるようです。「弁才天」と書くのか、「弁財天」と書くのかでもだいたいわかりますね。「弁才天」ならたいていは芸事の上達の神様、「弁財天」なら蓄財の神様ということになります。

七福神 鯛を釣る恵比寿

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七福神の中で、唯一の日本起源の神様です。大国主命の子供であるとか、イザナミとイザナギの子供であるとか、諸説あるようです。

福を表す「鯛」と、その福を釣る釣竿を持っています。福の神であり、漁業の神でもあります。「えべっさん」とか「えびっさん」とか、愛称で親しまれています。恵比寿は地名にもなっているし、柔和な笑顔を「えびす顔」と言ったりしますので、なじみ深い神様ですね。

ご利益は主に「商売繁盛」「五穀豊穣」です。

七福神 頭巾をかぶり打出の小槌と大きな袋を持つ大黒天

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ふくよかな身体に柔和な顔、たいてい打ち出の小づちを片手に、もう片方に大きな袋を担いでいます。身体全体が黒いこともあります。

インドのヒンドゥー教のシヴァ神の化身マハーカーラ神が日本に伝わって、神道の大国主命(オオクニヌシノミコト)と習合した神様が祀られていることが多いです。

ご利益は主に「 五穀豊穣」「家産増進」「大願成就」です。

七福神 勇ましく武装した毘沙門天

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その姿からわかるように、もともとは戦いの神様(インドのヒンドゥー教のクベーラ神)です。日本に入ってきてから福の神様に変容してきましたが、勇ましい姿で(主に北方を)守護する姿も見られます。

福徳、智慧、長命、戦勝、豊作、美貌、などなどいろいろな願い事を聞いてくれます。子宝を授かる神様としての信仰もあります。

ご利益は主に「大願成就」「財宝福徳」です。

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七福神 頭の長い福禄寿

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頭が長くて長いひげを生やしているのが特徴の神様です。鶴と亀を連れ、左手に宝珠、右手に経巻を結び付けた杖を持っていることが多いです。

名前からしておめでたい文字の組み合わせです。「福」は幸せ、「禄」は財産、「寿」は長寿、ですね。子宝に恵まれ、財産を持ち、健康に長生きするという願いをかなえてくれる神様です。

主に「健康長寿」「子孫繁栄」のご利益があります。

七福神 桃と杖を持った寿老人

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髭が長く、団扇と杖、桃を持っていることもある老人の姿の神様です。鹿を従えていることも多いですね。

団扇で難を払い、長寿の象徴である桃と鹿を持っている長寿の神様です。

老人星の化身で、福禄寿と同じ神様なのではないかと言われています。

主に「無病息災」「富貴長寿 」のご利益があります。

七福神 大きな袋を背負った太鼓腹の布袋尊

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中国に実在した僧侶です(七福神中唯一の実在した人物)。不思議な逸話がたくさん伝えられている、放浪の僧侶であったようです。袋の中には福財が入っているそうです。

主に「家内安全」「笑門来福」「夫婦円満」のご利益があります。

まとめ

望みを叶えてくれそうなのは、どの神様でしたか?

そういえば七福神は「宝船」に乗っていることが多いですが、これは日本人の「幸福が海の果てから来る」 という思想に基づいたもののようです。海で囲まれた日本では海の向こうは「未知の世界」でしたから、こういう考え方が生まれたのもうなずけます。

そうそう、七福神にお参りするのは新年でなくても、いつでも良いんです。初詣が一番賑わうけれど、どこの神社もお寺もいつお参りしても良いのと同じです。

新年は混雑する七福神も多いので、ゆっくりお参りするなら新年は避けた方が良いくらいです。ただし、新年だけご朱印を発行するとか、ご開帳するなどの社寺もありますので、行く前に確認したほうが良いですね。

あなたの願いが叶いますように!

一か所で七福神全部にお参りできるところを紹介しています。
七福神を一か所で参拝できる東京の寺社 一寺七福神

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