手が荒れるのは辛いですね。
お料理していても、洗濯していても、お掃除していても、手を濡らすことは多いし、洗剤を使うことも少なくありません。
これ以上荒れさせないために、できることは何でしょうか?
荒れてしまった手は、どのように手入れしたら良いでしょうか?
手荒れの原因は?洗剤のせい?
まず知っておかなければならないのが、「どうして」手が荒れてしまったかです。
私の知り合いの皮膚科の先生がおっしゃるには、「液体の洗浄剤が皮膚科を繁盛させている」そうで、何の洗剤/洗浄剤にせよ、液体のものは肌に良くないそうです。
液体の洗剤/洗浄剤が良くない=昔ながらの「固形石鹸」ではほとんどトラブルがない、ということ。
手荒れの一番の原因になっているのは、台所用洗剤です。
油汚れがすっきり、お皿もピカピカ、ついでに手の油も洗い流されてピカピカならぬガビガビ、になってしまうんですね。
使っている洗剤が原因の場合は、使うのをやめればいいんです。
あ、簡単すぎます?
でも、手荒れで困っているのなら、まずは洗剤を使うのをやめてみてください。洗剤のせいなら、ほんの2日くらいで手の状態が良くなってきますから、すぐにわかります。
最近は液体の「せっけん」も出回っていますから、どうしても液体の方が使いやすければ、石鹸であることを確認して買うと良いでしょう。
「粉せっけん」をプラスチックなどの容器に入れて水を注ぎ、濃い液体せっけんを自作するのもお勧めです。お掃除などにも重宝します。
洗剤は肌荒れも引き起こしますが、自然界にもあまりやさしくありません。石鹸は自然界にも優しい=安全性が高いんですね。
食器用に限らず、身体を洗うのも、服を洗うのも、シャンプーも、「せっけん」に切り替えると安心です。
手荒れの原因は?手袋のせい?
もしかしてお掃除の時、食器を洗う時に、ゴム手袋をしていますか?
もしかすると、手荒れの原因は「ラテックスアレルギー」かもしれません。
医療従事者や美容師さんなど、ゴム手袋を頻繁に使う人に多いアレルギーですが、そうでない人にももちろん発症します。
手荒れ防止のためにしているゴム手袋でアレルギーを起こしているかもしれないなんて、ちょっとムッとしちゃいますね。
ゴム手袋をしているのに手が荒れる、という場合には、ゴム手袋をやめてみましょう。
ゴム手袋をして家事をしていたということは、たぶん手が荒れやすい体質なのだと思うので、ゴム手袋をしてしていたことには、たいていは「食器洗い」と「お掃除」でしょうか、手袋なしで石鹸を使うようにしましょう。
トイレ掃除などどうしても手袋をしたい場合には、内側に薄手の綿の手袋をしてからゴム手袋をするようにしましょう。100均などで何枚か組で売っている安いもので十分です。
手が荒れた時のお手入れは?
手荒れの原因を取り除いても、冬はどうしても手が荒れがちになりますね。
特に寒い時には、手を洗ったり、食器を洗う時にお湯を熱くしてしまいがちです。
でもあまり熱いお湯を使うのも手の脂分を奪ってしまうので良くありません。お湯加減を調整して、あまり熱すぎないように気を付けましょう。
手のお手入れには、あまりお金をかける必要はありません。
「白色ワセリン」か「メンソレータム」を使いましょう。
両方ともまずアレルギーを起こすことはありません。
寝る前に「白色ワセリン」か「メンソレータム」を手に良くすり込んで、薄手の手袋をして寝ます。
手袋は綿の薄手のものを使います(ゴム手袋の内側に使うものと同じで良いです)。
厚手のものだと、手に熱がこもってしまうのであまり良くありません。
日中、時々手に塗るハンドクリームとしては、個人的に「ユースキン」が一番気に入っていますが、合う合わないは個人差があるので、自分の気に入ったものを見つけてくださいね。
まとめ
手荒れの原因を見つけて、きれいな手を復活させましょう。
手がきれいだと、自分も嬉しいし、人に与える印象も良くなりますよね。
ピカピカの手で、楽しい毎日!
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