最近ブームになりつつある「七福神巡り」、全国各地に「七福神」はありますが、小さいお子さんがいたり足が弱かったりすると、歩くのが大変なことがありますね。
七福神は、全部を参拝しないとご利益が得られないと言うものではなく、自分の信じる神様だけでも良いんです。でも、せっかくなら七福神全部、と思ってしまうものですよね。
ここでは一か所で、全部の七福神が揃っているところをご紹介します。七福神の御朱印などは集められませんが、願い事は聞いていただけるでしょう。
一か所で七福神にお参りできる社寺
*築地・波除(なみよけ)神社
住所:東京都中央区築地 6-20-37
電話: 03-3541-8451
アクセス:
営団地下鉄日比谷線 築地駅から徒歩約7分
都営地下鉄大江戸線 築地市場駅から徒歩約5分
神社境内の小さな神社のいくつかに、七福神がお祀りされています。御朱印がいただけますが、それぞれに時期が決められているので、七福神全部の御朱印を集めるには半年以上かかります。1月は七福神のご開帳・ご朱印が授与される日はありませんので、気を付けましょう。
*正安寺
住所: 東京都足立区東伊興4-3-3
電話: 03-3899-1331
アクセス: 東武スカイツリーライン 竹ノ塚駅 徒歩約15分
昨日のアップを忘れてた(笑)、伊興七福神巡りに遺棄真下君、写真は正安寺の「一か所七福神」です。 pic.twitter.com/riHTl9R35w
— イゴ爺ちゃん (@igoigojiichan1) 2016年2月19日
ガラス張りの小さなお堂に、七福神が勢揃いしています。それぞれ小さな木造ですが、丸みを帯びて趣があり、優しく願い事を聞いてくれそうな気がします。
*しょうぶ七福神
住所: 東京都葛飾区堀切3-1-8
電話: 03-3691-5539 (天租神社)
アクセス: 京成電鉄 堀切菖蒲園駅(上野から約15分)から徒歩約4分
道端に一直線に並んだ七福神です。高さが3m位あるので存在感があり、道行く人を見守っている感じがします。道端にありますが、堀切天租神社の末社 ですので、ただの飾りではありません。真ん中に紅一点の「弁財天」 が鎮座しています。平成になってから作られた、ちょっと新しめの七福神です。
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*法受寺
住所: 足立区東伊興4-14-8
アクセス: 東武スカイツリーライン 竹ノ塚駅 徒歩約15分 (正安寺の近くです)
伊興(いこう)七福神 のひとつである2mあまりの石造りの布袋尊 の周りを、ミニチュアの七福神が取り囲んでいます。
*品川寺(ほんせんじ)
住所: 東京都品川区南品川3-5-17
電話: 03-3474-3495
アクセス: 青物横丁駅(京浜急行、品川から3つ目)から徒歩約5分
青物横丁駅前の品川寺は東海七福神の毘沙門天なのですが、それとは別の金生七福神(かのうしちふくじん)という一箇所七福神があります。https://t.co/Siwv4sL2Jq pic.twitter.com/N4BOb9PQkP
— 神社仏閣参拝写真 (@jinja_tera) 2018年8月20日
創立が大同年間(西暦806~810年)という歴史あるお寺です。「東海七福神」のひとつで、江戸時代に作られた毘沙門天が祀られています。ここの庭に七福神の石像があります。石造りの素朴な感じの石像たちです。
*立花大正民家園・七福神
住所: 東京都墨田区立花六丁目13番17号
電話: 03-3611-4518
アクセス:
東武鉄道亀戸線小村井駅から徒歩20分
東武鉄道亀戸線東あずま駅から徒歩15分
東あずま駅から墨田区内循環バス(北東部ルート)でひとつ目 立花大正民家園入口から徒歩3分
JR総武線平井駅から徒歩20分
「1分間で七福神めぐり」というキャッチフレーズで、訪れる人も増えてきています。大正時代の民家の庭園に、七福神が集合しています。1月4日からしか開いていませんので、注意してください。入園は無料です。
まとめ
一か所で七福神全部にお参りができるなんて、忙しい現代人にはぴったりかもしれません。
七福神のご朱印を集めているとかでなければ、ご紹介した中から近いところを選んでお参りされるのも良いのではないでしょうか。
特に新年は幸先良いスタートを切りたいものです。七福神に一年の幸福をお願いして「また一年頑張るぞ!」という気持ちになって、ハッピーな年にしましょう!
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七福神を調べているうちに、実は七福神は日本古来の神様ではないことや、ご利益も様々であることがわかってきました。こちらにそれをまとめましたので、どうぞ。七福神をお参りするなら、これくらいはわかっていたほうが良いかな、と思います。
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