新型インフルエンザが発生したら予防はどうする?ワクチンは?

新型インフルエンザはいつどこで発生するかわかりません。2009年の発生時には大騒ぎになりましたね。

もし発生したらどうすれば良いのかを考えてみました。

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新型インフルエンザが発生したら

今は遠く離れたところで起こったことでも、即座にニュースとして情報を知ることができるようになりました。新型インフルエンザがどこかで発生したとしたら、またたく間にニュースになって私たちの知るところになると思います。

もちろんわが日本の厚生労働省は、抜かりなく情報をキャッチして、しかるべき準備を進めることでしょう。これは憶測や希望ではなく、ちゃんと研修会や講演会、ガイドラインの作成など他にもいろいろと行われています。

でもいくら厚生労働省が準備してくれたところで、私たち受け手がきちんと対応しなければ何にもなりません。

新型インフルエンザが発生した場合には、地方自治体から情報が出されるはずです。特にワクチン接種については、優先度が決められたり、自治体によっては補助金が出たりしますので、確認しましょう。

情報を得るのに、インターネットはもちろん有効な手段になります。
*地方自治体の保健所
厚生労働省のインフルエンザページ

新型インフルエンザが発生した場合のワクチン接種

流行の可能性がある新型インフルエンザが発生した場合には、ワクチンの製造が始められます。

季節型インフルエンザの場合には、流行するインフルエンザの種類が外れて効かないこともあるから、という理由で受けない人も多いようですが、新型の場合にはウィルスがはっきり分かった状態で製造されるので、効果は高いと思われます(ただし、そのワクチンが実際に有効であるかどうかの実証を待っている時間はないので、実際には確実に効くとは言えない状態での実施になります)。

ワクチンは入手次第、優先順位の高い人から接種が行われます。まずは医療従事者、当然ですね。基礎疾患のある人、妊婦、乳幼児、高齢者・・・、というようにインフルエンザにかかったら危険だと思われる人から、優先順位が付けられます。自治体から通知があるはずです。

もしワクチン接種について疑問などあれば、保健所に問い合わせるのが一番かと思います。また妊娠している場合や基礎疾患を持っている場合には、担当医と話されることをお勧めします。

いずれにしても何か病気を持っているなら、接種を受ける前に医師に相談した方が安心です。ワクチン接種は受けない方が良いとされている病気もあるので、安全確認はきちんとした方が良いですね。

また2009年の時には、国内製造のワクチンと輸入ワクチンでは、注意する事項に若干の差がありました。国内ワクチンは、日本の安全管理に沿って製造されているので安全性が高い印象ですが、次に発生する新型インフルエンザに対してのワクチンについては不明です(たぶん同じようなことになるだろうと想像します)。

季節型インフルエンザの予防接種を受けていたとしても、新型インフルエンザに対しては有効ではないと考えられるので、新型のワクチンも接種した方が良いですね(2回も注射、イヤですけれど・・・)。


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新型インフルエンザの予防

インフルエンザは「季節型」でも「新型」でも、予防方法は基本的に同じです。

丈夫な体作り(免疫力アップ)、基本ですね。栄養のある物を食べ、良質の睡眠を取り、適度に運動する!

でも何と言っても効果があるのは、インフルエンザに罹った人に近づかない、ことです。インフルエンザは飛沫感染が主なので、感染者のくしゃみや咳が飛び散る範囲に近づかないことです。「人混みには近づかないようにしましょう」ということになりますね。

予防のためのマスクは効果がないとは言いませんが、そんなに高くないようです。

何しろ「新型」ですから、今までと違う特徴があるかもしれません。情報をなるべくたくさん(できれば厚生労働省のような信用できるサイトで)集めることで、予防法のヒントも見つけられるかもしれません。

新型インフルエンザにかかってしまったら

感染者がマスクをするのは、これは「義務」と言いたくなるくらい効果が高いです。感染したら、外を出歩かない、家の中でもマスクをして家族にうつさない、これがエチケットですね(季節型の場合にも同じです)。

もしかしてかかってしまったかも、という場合には医療機関に行くことをお勧めしますが、その際には必ず電話をしてからにします。新型の場合には、他の患者さんへの感染を防ぐために、特別に時間を設けている場合があるからです。医療機関に行って、他の人にうつしてしまったのでは申し訳ないですね。

まとめ

いつ発生するかわからない「新型インフルエンザ」。そんなに頻繁に発生するわけではないのですが、発生間隔が決まっているわけでもありません。

長く発生しない場合もありますし、1957年「アジアインフルエンザ」1968年「香港インフルエンザ」と、約10年で次の新型が発生したこともあります。前回の発生は2009年でした。

今は医療水準も上がっているし、予防のためにもいろいろな努力がなされています。そんなにこわがる必要もありませんが、もしもの時のために(特に基礎疾患があるような場合には)、事前に知識を持っているのも良いかもしれません。

人生、健康第一ですからね!

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参考記事:新型インフルエンザと季節型って違うの?鳥インフルエンザは大丈夫?

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