国際線の手荷物検査でカメラやパソコンは?液体は持ち込める?

国際線に乗る際の手荷物検査、ちょっと緊張してしまいますね(緊張する必要はないのですが)。

テロ防止のためとは言え、最近ではどこの空港でも厳しくなって来ています。

この「保安検査」は、手荷物検査と身体検査に分けられます。今回はバッグなどの機内持ち込み手荷物のチェックについてです。

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国際線の手荷物検査でカメラやPCはどうする?

手荷物検査は、トレイやバスケットに飛行機内に持ち込む荷物を入れてX線検査装置を通し、危ないものを持ち込まないようにチェックするものです。

保安検査ではまずこの手荷物検査用のトレイに自分の持っているものなどを載せて、自分は手ぶらで金属探知機の装置をくぐるか、ボディスキャナーの装置で危ないものを身に付けていないかどうかを検査されます。

手荷物検査はX線検査装置なので、バッグの中のものは基本的に取り出す必要はなく、手荷物はそのままトレイやバスケットに載せるだけです。

カメラは特に何もする必要はありません。バッグの中に入れたままで大丈夫です。デジタルカメラではなくてフィルムの入ったカメラでも、手荷物検査装置を通って感光したり壊れたりすることはありません。もちろんデジタルカメラも問題ありません。

ただし、このふたつだけは、バッグから出して個別にトレイに載せます。

*パソコンやタブレットなどのコンピューター類
*液体類を入れたビニール袋

PCやタブレットは、電源を入れてあっても切ってあっても良いのですが、電源を入れるように言われた時に大丈夫なように充電はしておきましょう。

チェックの厳しい国(時)には、立ち上げるように言われることがあります。PCが爆発物でないことを確かめるためだということです。。。物騒ですねえ。。。まあ、そのための保安検査なので仕方ないですが。

液体類を入れたビニール袋も、そのままトレイに載せます。機内持ち込みの液体については、下に詳しく書いています。

X線検査で不審なものが映った場合、バッグの中身を見て良いか聞かれることがあります。もちろんOKと答えます。

ちょっとドキッとしますが、ごそごそとバッグの中を探って何もなければ、はい大丈夫、ありがとうございましたということになります。バッグの中を探られるのは気持ち良くはありませんが、これも安全のためには仕方のないことですね。

私は液体類を入れたビニール袋をバッグに入れたまま、手荷物検査を通ったことが何度かあります。うっかり取り出すのを忘れてしまったのですが、そのまま気付かれなかったこともあります。その時はたぶんテロなどもなくて検査が緩かったのかなと思います。

バッグの中に液体があるのを、しっかり係員に見つけられたこともあります。検査の前に取り出すのを忘れただけで、ビニール袋に入れていたので、もう一度X線検査に通してもらってOKになりました。ビニール袋を持っていなければ、取り上げられてしまいます。

国際線の手荷物検査 コートやベルトは?

最近、多くの空港で始めた「ボディスキャナー」での身体検査の場合には、今までの金属探知機とは違って、身に付けている金属以外のものについても機械が反応してしまうので、身体検査の前には「身軽」になりましょう。

ジャケットやコート類は脱いで、手荷物検査のトレイに載せる。

ベルトも外す(従来の金属探知機でも、ベルトのバックル部分が反応してしまうことが多いです)。

服のポケットに入れているものは全部出して、手荷物検査のトレイに載せる。従来の金属探知機の場合には、鍵やお財布、携帯など金属製のものだけでもOKです。

ボディスキャナーの場合には、感度の調整にもよると思いますが、ハンカチやポケットティッシュなどにも反応してしまうことがあります。

これはどうしようと考えるのは面倒なので、ポケットのものは全部出して手荷物検査にするのが良いと思います。空港によっては、こまごまとしたものを載せられる小さなトレイを用意しているところもあります。

海外旅行の時には、安全のためにパスポートやお金類に首から下げるポシェットや、腰に巻くベルト式のものを使う人がいると思いますが、保安検査の時にははずして手荷物検査のトレイに載せます。

旅先で飛行機を乗り換える場合には、乗り換えの時に再度保安検査がある場合があるので、気を付けましょう。

身体検査やボディスキャナーについてはこちらに詳しく書いています。

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国際線の液体類持ち込みについて

国際線の飛行機に乗る時には、手荷物として機内に持ち込める液体類に制限があります。これもテロ防止のための規則です。

制限があるのは、手荷物として機内に持ち込むものに関してなので、スーツケースに入れて預けてしまう分には制限はありません。

*手荷物で持ち込める液体の規制

・液体類の入った容器をまとめて入れた、容量1リットル以下のプラスチックの袋(ジッパーのついた透明なもの)、ひとりでひとつ。

・それぞれの液体の容器は、100ml以下であること

容量が1リットル以下の袋というと、だいたい20cmX20cmより小さくてマチが付いていないものになります。袋は国際空港の売店でも買えますが、ジップロックなど台所で使うものでOKです。

機内に持ち込むのは、機内で使う+1日くらいはスーツケースが届かなくても大丈夫(スーツケースが迷子になった時の対策)な程度で十分ですね。それ以外はスーツケースに入れて預けましょう。

私は旅行用の小さな容器に入れた化粧水、保湿クリーム、ハンドクリーム、小さな歯磨き、目薬などを入れています。↓こんな感じで、必要最低限のものしか入れていないので、余裕余裕!

ジェル状のものやクリーム状のものも「液体」になるので、たとえばジャムなども「液体」扱いになります。

ペットボトルに入った飲み物なども、保安検査を通過することができません。もちろんワインなども手荷物で持ち込むことはできません。

まとめ

海外旅行の第一関門(?)は、この保安検査でしょうか。

もし持ち込めないペットボトルなどを持って検査場に入ってしまっても、「捨ててください」と言われて没収されるだけなので、大丈夫です。

気を付けたいのは、検査が終わってから、自分の荷物を取り忘れないこと!トレイを5つくらい使って検査を受けると、うっかり忘れてしまうことがあります。私自身も忘れそうになったことがありますし、検査場を出てから慌てて引き返す人を見かけたこともあります。

検査場は混み合っていて、後から後から人が来るので焦ってしまいますが、落ち着いて忘れ物のないように気を付けてくださいね!

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国際線の身体検査ついてはこちらを参考に!

海外旅行の便利情報を他にも書いています。こちらのページからどうぞ。

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