引越しをした時にどこまで挨拶をしたら良いのでしょう?
今回は、マンションを購入した子供がいる30代の夫婦だったらどうだろう、と考えてみます。
子供が大きくなってきたし、そろそろ二人目も欲しいので、思い切って東京近郊の3LDKのマンションを買いました。7階建ての大型マンションで各階7世帯全45世帯、購入したのは5階の部屋です。
さて、挨拶はどこまですれば良いでしょうか?
マンションの引越し挨拶はどこまでするの?
マンションを購入したということは、そこには長期間住むことになるでしょうし、住人の入れ替わりもあまり頻繁ではないでしょうから、引越しの挨拶はした方が良いですね。
引越し挨拶の範囲ですが、小さいマンションであれば同じ階のお宅全部でも良いでしょうが、7世帯もあるような大きなマンションなら、両隣と上下のお宅だけで良いのではないでしょうか。
お子さんがいると階下が気になりますね。子供がドタドタ走り回った音が、下に響いてしまうかもしれません。
引越しの時に「子供がうるさくしてご迷惑をおかけすることもあると思いますが、その時には遠慮なくおっしゃってください」と挨拶しておくと良いと思います。
お互いに顔がわかって外で会った時にも挨拶をするようになれば、ちょっと子供が騒いだとしても「今日は○○ちゃんのご機嫌が良くないな」などと思ってもらえて、あまり気にしないでもらえる確率が高くなります。
何か問題がある時でも会話しやすくなります。
たとえば「椅子を引くときの音」が下に響いていたとします。もし親しくなって「ちょっと響くのよ」などと言ってもらえれば問題が解決しますね。言ってもらえれば椅子の脚にクッションをはかせるとか対策ができます。
私個人の経験ですが、以前住んでいたアパートの隣の部屋の夫婦に1歳の女の子がいたのですが、この子が度々夜泣きをしていました。私はお隣さんを良く知っていたので、「☆ちゃん、また泣いてるわ」と思って気にしなかったのですが、お隣さんと交流のない他の部屋の人達から、かなり文句が出たということです。もし私もお隣さんと交流がなかったら、かなりイライラしたかもしれないと思います。
これが上の階に挨拶に行く理由です。上の階にも挨拶の内容としては「子供がいるので・・・・・」となりますが、もしかすると上の音でうるさい思いをするのは自分たちかもしれないんですね。そういう時に備えて、どういう人が住んでいるのか顔見知りになっておく、ということです。
上の階の人と知り合いになれば、ちょっとの騒音も気にならなくなるでしょうし、これだけはちょっと、と思う時には改善をお願いしやすくなります。
マンションの構造から、エレベーターを使うたびに前を通るお宅があれば、直接のお隣でなくとも挨拶をしておくのも良いかもしれませんね。
大型マンションだと、階下に管理人さんの部屋や管理会社の事務所があることが多いです。そこにも挨拶をしておきましょう。
引越し挨拶はいつ行く?引越しの前?
管理人さん、管理会社への挨拶は、引越す前が良いでしょう。
挨拶の時に、引越しの時に気を付けなければいけないことや、マンションでの基本的なルールなどを聞いておくと良いと思います。
お隣さんにもできれば引越し前に挨拶をしておいたほうが良いですね。引越し当日はとにかくバタバタとしていて、落ち着いて挨拶する時間が取れないものです。
それに引越しは結構うるさいものですから、事前に引越しをわかっていてもらったほうが良いと思います。
引越し前、引越し当日にも、挨拶先のお宅がお留守だった時には、カードに「引越しのご挨拶に伺いましたがお留守でしたので、日を改めてまた伺います」と書いて、ドアの下などに挟んでおくと良いと思います。
挨拶はあまり遅い時間にならないように、もし平日の昼間は留守が多いようなお宅なら、週末の昼間に伺いましょう。
引越しの挨拶に何を持って行く?熨斗は付ける?
引越しの挨拶には、何か小さな手土産を持って行きます。
日用品の人気が高いですね。
ラップやごみ袋、洗剤、石鹸などが無難です。
ハンドソープなども気が利いているのではないでしょうか。
形が残るものではなく、消費して残らないものの方が良いですね。
食べ物は、知らない人から口に入るものをもらうのは抵抗がある、という人もいるので避けた方が無難ですが、引越し祝いにもらって嬉しかったものアンケートでは、「お菓子」も人気があるので、考え方次第です。
手土産には「熨斗」を付けましょう。
これは名前を覚えてもらうための手段でもあります。
「熨斗」は「ご挨拶」か「粗品」で、自分の名前を下に書きます。読みにくい名前の時には、かっこで読み方を書いておきましょう。
まとめ
マンションでの新しい生活、お部屋のインテリアはどうしよう、出窓には何を飾ろう・・・・・楽しみですね。
これからの生活を楽しむためにも、隣人との関係は良好に保ちたいものです。
それには、やはり最初が肝心です。
新しいお部屋で、たくさん楽しいことが待っていますように!
コメント