梅雨はうっとうしい季節ですが、雨に濡れてきれいな花もありますね。
そうです、あじさいです。こんなに雨の似合う花もありません。
雨の季節に咲くからそう思うだけなのでしょうか・・・
三室戸寺では、あじさいのライトアップがあります。
光に浮かび上がるあじさいも、また美しいものですよ。
三室戸寺のあじさい園 期間とライトアップ
約1万株のあじさいが、木立の間に咲き誇ります。50種類ものあじさいが見られます。ひと口に「あじさい」と言っても花の形や咲き方や色や、いろいろと違うものなんですね。ハート型のあじさいもあるので、探してみてくださいね。
あじさい園の開園
期間:2016年6月1日(水)~7月10日(日)
時間:8時30分 – 16時30分
あじさい園のライトアップ
期間:2016年6月11日から6月26日までの土・日曜日
時間:19時~21時(受付は20時30分まで)
*ライトアップの入場は19時からで、昼間入場していても一度出て再入場になります。
*夜間のライトアップ、公開はあじさい園だけになります(寺院の拝観はできません)。
あじさいは例年6月の初めから咲き始めますが、ライトアップの期間が「見頃期間」と考えて良いでしょう。あじさいの種類によって早咲き、遅咲きがありますから、もちろん開園期間中ならいつでもあじさいは見られます。
三室戸寺境内に「花の茶屋」があります。
花の季節にだけ営業するお茶屋さんです。もちろん「あじさい園」の開園期間は営業していて、ライトアップの週末は夜9時まで開いています。この時期だけに食べられる、「あじさいパフェ」や「あじさい氷」がお勧めです。
三室戸寺へのアクセス
三室戸寺は車なら簡単で、京滋バイパス宇治東ICから3分です。ただあじさいの季節は混雑するので、公共交通機関を使うことをお勧めします。
駐車場(500円)は300台が停められる広さがありますが、週末は満車のことが多いので注意してください。
住所: 〒611-0013 京都府宇治市菟道滋賀谷21
電話: 0774-21-2067
アクセス:京阪 三室戸駅下車、徒歩約20分
三室戸駅は京阪宇治線で宇治駅の隣の駅です。
例えば京都からならJR奈良線で「六地蔵」まで、京阪線に乗り換えてトータル30分前後です。
(乗り継ぎ方は複数あります)
三室戸駅周辺には何件か飲食店があります。
宇治駅から三室戸寺までは約2㎞なので、タクシーでもワンメーターで行けます(三室戸駅からはたぶんタクシーは拾えません)。
三室戸寺口コミ、周辺情報【楽天旅ノート】
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三室戸寺はあじさいだけじゃない
花のお寺として有名な三室戸寺ですが、本堂、阿弥陀堂、三重塔などは江戸時代の重厚で、それぞれ由緒ある建物です。
お寺のご本尊「千手観音像」は「秘仏」なので見ることはできませんが、重要文化財に指定されている平安時代の「阿弥陀三尊」と「釈迦如来像」はとても美しいものです。「毘沙門天」や「浮舟観音」「足裏観音」などの仏像も見る価値がありますよ。
またあじさい園などの他、池泉回遊式庭園や石庭もあるという充実ぶりです。
あじさいの時期の後半は、ハスの花の時期と重なります。
ハスは6月下旬から8月上旬が見ごろになります。ハスの花は朝早くがきれいなので、もし6月中旬以降にあじさいとハスの花と両方を期待して行くのなら、朝早く出かけましょう。
こちらが境内案内図ですが、庭が広い!
三室戸寺 境内案内図
三室戸寺 公式サイト
三室戸寺 開花情報サイト
まとめ
きれいな花ばかりに目が行ってしまいますが、三室戸寺はお寺としても見る価値のあるところですね。
広いので建物も見て、仏像も見て、石庭も見て、お花も見て、となると、優に半日はかかってしまうでしょう。
宇治の平等院から近いので、組み合わせると丸一日、充実した奈良観光ができるのではないかと思います。
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