母の日にもらったカーネーションの鉢植え。
せっかくもらったのだから大切に育てて、来年も花を咲かせてくれたらうれしいですね。
母の日にもらったカーネーションの鉢植え すぐにすることは?
母の日用にきれいにラップされたカーネーションの鉢は、そのまま飾っておきたくなりますが、ラップしているのがセロファンなどの空気を通さないものだと、株自体が呼吸ができなくなってしまいます。
ラップのまま飾っておくのはもらったその日だけにして、夜にはラップを取って呼吸ができるようにしてあげます。
プレゼントされた時に土がどのような状態なのかわかりませんので、一度鉢底から水が出てくるまで、たっぷり水やりをします。鉢の受け皿には水をためないようにしてください。
カーネーションは日光が大好きなので日当たりの良い場所に置きましょう。
もし花が終わって色が変わっているものがあったら、切ってしまいましょう。
母の日が過ぎてからすることは?
もらったまま楽しんだカーネーションは、なるべく早く一回り大きな鉢に植え替えます。遅くとも梅雨前には済ませましょう。
お店で売っているものは、株に対してギリギリ小さい鉢を使っていることが多いので、そのままだと根が伸びられなくて根腐れを起こしてしまうんです。
土は園芸店で売っている、プランターや鉢植え用の土で大丈夫です。
植え替える時には、株をそっと鉢から抜いて根を崩さないようにします。
水やりは、最初と同じように、表面の土が乾いたら鉢底から水が出てくるまでたっぷりとします。
肥料は液肥が簡単ですが、植え替えて3週間くらいは間を置いて、その後定期的に(液肥によりますが、たいてい1~2週間に1度くらい)あげるようにします。真夏と冬は生育が弱るので、肥料は与えません。
咲き終わった花は、なるべく早く切り取りましょう。そうすることで、また新しい花が上がってきます。
母の日を過ぎると、気温の高い日も多くなってきますね。カーネーションは高温に少し弱いので、できれば外の風通しの良い場所で管理します。
花がひと段落したら、株全体を半分くらいに切ってしまいます。母の日に満開だったら、ちょうど梅雨前位にひと段落するのではないかと思います。梅雨期は蒸れて枯れてしまうことがあるので、さっぱりとこの時期を過ごさせてあげます。
切る時には、節の上を切るようにします。秋にも同じように切り戻しをします。ちょっとかわいそうな気もしますが、株を新しくしてあげる感じですね。
冬は霜に当てないようにすれば枯れることはありませんが、家の中に入れてあげて日当たりの良い場所に置くのが一番ですね。品種によっては、冬でも花を咲かせることがありますよ。
まとめ
母の日のカーネーションの鉢植えを、翌年も咲かせるポイントです。
1.ラップはすぐに外しましょう。
2.水をやり過ぎないようにしましょう。花を枯れさせる一番多い原因は、水のやりすぎです。
土の表面が乾いてきたらたっぷりあげて、受け皿に水はためないように!
3.花が終わったら花がらを摘みましょう。枯れた茎や葉があったら、それも切ってしまいます。
4.日当たりの良い、風通しの良い場所に置きましょう。特に梅雨期には注意!です。
5.根腐れする前に、大きめの鉢に植え替えましょう。
これで大切なプレゼントのカーネーションは、来年もきれいな花を咲かせてくれますよ!
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