学問の神様と言えば、菅原道真公を祀る「天満宮」です。
全国に1万2000社ある「天満宮」「天神さま」の総本社 が、ここ「北野天満宮」です。
梅と紅葉で有名ですが、受験シーズンにたくさんの参拝客が訪れます。
京都で梅を見るなら北野天満宮
毎年2月の初めから3月末まで、梅苑が公開されます。その年の気候によって(開花状況によって)公開期間は調整されます。暖かい年は1月末から公開されることもあります。
50種約1,500本 の梅が植えられています。種類によって開花時期が異なるため、早いものでは12月くらいからつぼみがふくらみ始めます。これだけの梅が見られる場所は、なかなかありませんね。
見頃は通常、2月末から3月末です。
早咲きの梅もあって、早い年には12月から花を咲かせることがあります(通常は1月中旬から)。
菅原道真公の「東風吹かば・・・ 」の歌は、あまりにも有名ですね。梅を愛した道真公を慕って、梅が都から太宰府までひと晩で飛んできたという話しは「飛梅伝説」と呼ばれています。
道真公の祥月命日の2月25日には「梅花祭」 が行われます。900年の歴史のある厳粛なお祭りです。独特の古くから伝承されている儀式は、とても興味深いものです。
ちょうど梅の時期は受験シーズンに重なり、たくさんの参拝客でにぎわいます。
参拝するのに時間がかかるのが難ですが、2015年11月から本殿の「鈴」が6つに増設され、参拝にあまり待たずに済むようになりました。
北野天満宮の場所とアクセス
北野天満宮
住所
〒602-8386 京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
問い合わせ
電話075-461-0005
参拝時間
4月~9月: 5時~18時
10月~3月: 5時30分~17時30分
駐車場はありますが、毎月25日は縁日のために使えませんので注意してください。
アクセス
*京都市営バス: 10・50・51・55・急行101・急行102・203系統
「北野天満宮前」バス停下車 (京都駅からは約30分)
*京福電気鉄道北野線 北野白梅町駅下車 徒歩数分
京都駅から市バス(26か28)で四条大宮まで
京福電鉄で帷子ノ辻まで16分、乗り換えて北野白梅駅まで11分
複雑な京都のバスや鉄道が簡単に調べられるサイトです。
バス・鉄道の達人 歩く町京都
北野天満宮周辺の観光地
晴明神社
「陰陽師」で脚光を浴びた「安倍晴明公 」をお祀りした「魔除け」「厄除け」の神社です。
境内には、他の神社とはちょっと違った不思議な感じのするものがいろいろあります。
たとえば、「晴明井」は安倍晴明公が念力により湧出させた井戸です。この井戸の形が、いかにも「陰陽師」な感じがします。湧きだす水を飲むとご利益があるとされています。
住所
〒602-8222
京都市上京区晴明町806(堀川通一条上ル)
参拝時間
9:00〜18:00
参拝料はありません。
北野天満宮からはバス203で10分くらいかかりますが、距離的には2㎞もないので、歩いても30分もかからないです。
まとめ
由緒ある建物と梅の花の組み合わせは、落ち着いた独特の趣があります。
春めいてきたら、是非「北野天満宮」に足を運んでみてくださいね。
そういえば、私の実家の近くにも「天神さま」があって、そこが地域の集会場になっていましたっけ。
そしてもちろん梅の木が植えてありました。
梅にたくさんのかわいい小鳥メジロが来る東海地方の神社はこちら
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