キャンバス地のスニーカーは春から秋にかけて、長い期間大活躍してくれる靴です。ジーンズに良し、スカートに良し。
最近はフェミニンなロングスカートに組み合わせる人も多いです。
でもこのスニーカー、水に弱いんですよね。濡れてしまうだけなら良いのですが、一度濡れたり汚れたりすると、乾いた後もあまりきれいにならなくて、すごく「くたびれた」感じになってしまいます。
そこで、最初からスニーカーを汚さない、濡らさない、簡単な方法を試してみました。防水スプレーも良いですが、このロウソクを使った方法は、簡単で経済的で効果も高いですよ!
キャンバス地のスニーカーにロウソクを塗りこむ
まずはスニーカーの汚れ、ホコリを取り除きます。ホコリの上からロウを塗ると、ホコリがそのままロウで取りこまれてしまいます。使い古しの歯ブラシなんかを使うと良いですね。
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今回使ったロウソクは、こんな形の平べったいものです。インテリア用のものでも良いし、お仏壇用を1本失敬して来ても良いです。ただし色のついていないもの。スニーカーは新品のグレーです。
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ろうそくをスニーカーにこすりつけます。この写真を撮った後に、靴ひもが邪魔なのに気が付いて取りました。
このロウソクは少し柔らか目かもしれません。塗るとこんな風に白っぽくロウが付いたのがわかります。ロウが布地にムラなく付くようにしますが、ロウが厚くなってツルツルになるまで塗る必要はありません。特に縫い目のところや、側面のゴム部分との境目などは丁寧に塗りこんだほうが良いと思います。
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全体にロウソクを塗りこんだら、ヘアードライヤーを当てます。これでロウを融かして、キャンバス地にコーティングするわけです。もちろんドライヤーは「温風」にします。スニーカーに使っている他の素材が熱くなり過ぎないように、気を付けながら温めます。靴ひもを通す穴のリングが金属の場合、かなり熱くなるので気を付けましょう。プラスチックを使っている部分があるなら、あまり熱くならないようにします。
白いスニーカーだとわかりにくいと思いますが、今回使ったグレーのスニーカーの場合、ロウが融けると少しグレーが濃くなったので(キャンバス地が濡れた感じ)、それを目安にしました。
ロウを塗ったスニーカーと塗っていないスニーカーの比較
右がロウソクを塗ってドライヤーをかけたスニーカーです。左はまだ何もしていないもの。少しわかりにくいかもしれませんが、ロウをコーティングしたスニーカーの方が、少し色が濃くなっています。
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では、水をかけてみます。ほうら、この通り!水がコロコロと、スニーカーの表面を転がり落ちます。思ったよりずっと効果があったので、自分で驚きました。色付きの水を使う勇気はなかったのですが、これなら色水でも大丈夫でしたね。
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水が玉になって、キャンバス地は全然濡れていません。
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こちらは、まだロウを塗っていない方のスニーカーです。水をかけてみると、みるみるキャンバス地に染み込んで行くのがわかります。
まとめ
なんだかとっても簡単で、ちょっと気が抜けてしまう位でした。そして水をはじく効果は思った以上です。
履き心地は変わりないし、見た感じも同じです。
これなら濡れにくいし、汚れにくいですね。大満足!また新しくスニーカーを買ったら、速攻でコーティングします!
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