夏バテ対策にカレーはいかがでしょう?
暑いのに熱いものを食べるのは・・・と思うかもしれませんが、フーフー言いながら食べると、あらあら不思議、何だか元気に!
もともとカレーは、インド、暑い国の食べ物ですものね。
カレーが夏バテ解消に良いと言われる理由を考えてみました。
カレーの香辛料の効能は?
食欲がない時には「好きなもの」じゃないと、食べる気になりません。いくら栄養があって、夏バテ解消に向いているお料理でも、好きなものじゃなかったら、ちょっと・・・となってしまいますね。
カレーはもともとインドのものですが、日本の「国民食」のひとつと言われるくらいに人気がありますね。そう、好きな人が多いということです。
カレーが夏バテ解消に良いと言われるのには、いろいろな理由がありますが、ひとつには香辛料が食欲増進の役割をしてくれることが挙げられます。
でもこの香辛料の効果は食欲増進だけではなく、まるで「漢方薬」のようでもあるんです。
カレーの代表的なスパイス「ウコン(ターメリック)」には肝臓機能の活性化、抗酸化作用などがあり、唾液や胃液の分泌を助けてくれます。
「ニンニク」や「ショウガ」は、日本でも広く知られる優秀な香辛料ですね。「ニンニク」は疲労回復に効果があると言われていますが、これはビタミンB1(豚肉などに多く含まれる)の吸収を高める働きをしてくれるアリシンが含まれるからです。また血流促進にも効果があると言われています。
「ショウガ」には殺菌作用、血流促進、免疫力を高める効果があると言われています。
それ以外にも「ハッカク」、「チョウジ」など、漢方薬にも使われるものが香辛料としてはいっています。
カレーの具を工夫する
カレーは具を変えることで、いろいろな変化が付けられます。
豚肉にするか、牛肉にするか、海のものでもおいしいですね。
野菜もいろいろ入れられます。代表的なのはジャガイモ、玉ねぎ、ニンジンですが、それ以外にも熱を加えて食べる野菜ならほとんどなんでも入れられます。
これもカレーの良いところです。一皿で栄養バランスの良い食事になるからです。動物性のたんぱく質とビタミンたっぷりの野菜、ここにカレーの香辛料が加わり、ごはんの炭水化物が加わります。
夏のカレーなら、夏においしい野菜を入れると良いかもしれません。カボチャでも茄子でもピーマンでもブロッコリーでもズッキーニでもトマトでもインゲン豆でもきのこ類でも・・・、何でも合いますね。
リンゴやパイナップルを入れると、ちょっと南国風のカレーになります。
食欲がない時には、具もいろいろ工夫してみると良いですね。
カレーのカロリーは?
夏バテの時に食べると良いもの、ということなので、カロリーを気にする人はあまりいないかもしれませんが、一応カレーのカロリーがどれくらいか書いておきますね。
一概にカレーと言ってもいろいろなので、カレーのルーや具によってカロリーもずいぶん変わってきます。
家庭で作る典型的な豚肉、ニンジンとジャガイモのカレーなら、一皿ご飯付きで600キロカロリー前後でしょう。
外食のカレーの場合、たとえばCoCo壱番屋のポークカレーなら755kcal、吉野家のこく旨カレーの並盛は569kcalです。
ちなみに吉野家の牛丼の並盛が669kcal、牛カルビ定食の並盛が821kcal、デニーズの生パスタミートソースが500kcalです。
まとめ
夏バテ解消にお勧めのカレーですが、バテてすっかり弱ってしまってしばらくあまり固形物を食べていないような場合には、いきなり食べるには刺激が強すぎるかもしれません。
そんな時には、柔らかいものから徐々に食べるようにして、胃腸がある程度働くようになってからカレーを食べるようにしましょう。
カレーで元気な夏を過ごしましょう!
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