
そろそろブーツの季節だなと、数ヶ月ぶりにブーツを出してはこうとしたら、「きつい!」「ファスナーが上がらない!」なんていうこと、ありませんか?
もしギリギリファスナーが上がっても、キツキツのブーツは健康に良くありません(血行を悪くするからです)。朝は大丈夫でも、夕方足が少しむくんできたらダメということもありますね。
そんな時、どうしたら良いでしょうか?
ブーツがきつい!広げるには?
ブーツの場合に「きつい」場所は、大きくふたつに分かれますね。足の部分(つま先やかかとなど)と上部のふくらはぎの部分です。
足の部分がきついのは、普通の靴でもありますね。足の大きさって変わるので、前の年には問題なく履けていた靴が、突然履けなくなったりすることがあるんです。
普通の靴については、他の記事でも書いているので参考にしてください。
きつい靴を広げる方法は?きつい靴が身体に与える影響は?
ブーツがきつい時、もちろん一番良いのは、靴屋さんや靴の修理店に持って行くことです。何しろ専門家ですからね。足の部分でも、ふくらはぎの部分でも、ちゃんと器具を使って広げてくれます。
もし買ったばかりのブーツを家に帰って履いてみたらきつかった、などという場合には、すぐに買ったお店に持って行きましょう。もしかするとワンサイズ上に取り換えた方が良い場合もあるでしょう。少し広げてもらうにしても、買ったお店の方が安心です。
足の部分を自分で広げるには、ブーツ専用の「ストレッチャー」が販売されています。もしきつくなったブーツが何足かあるのなら、これをひとつ買えば安上がりですね。
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革は柔らかくなると伸び易くなるので、革を柔らかくする専用のクリーム(ローション)を使うのがお勧めです。革が柔らかくなると履き心地も良くなるので、ストレッチャーを使わなくてもそのまま履くだけでもサイズ調節ができてしまうこともあります。
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ブーツのふくらはぎの部分がきつい時には
ふくらはぎの部分がきつい時には、ストレッチャーでは役に立ちません。
上記で紹介した革を柔らかくするクリーム(ローション)を塗って、ブーツを履きます。もしファスナーが上まで上がらなければギリギリ上がるところまで上げて、しばらく履いたまま動いて、少しずつファスナーを上げて行きます。
革は温めると伸びるので、クリームを使わなくてもドライヤーを使うという手があります。ブーツを履いた状態で、ふくらはぎの部分にドライヤーを当てて革を温めます。熱が冷めるまで、ブーツは履いたままにしておきます。
いずれの場合も1回だけでは足りないと思うので、何回か繰り返して広げるようにします。
クリームを使う場合もドライヤーで温める場合も、まったくファスナーが上がらないとちょっと厳しいかもしれないので、きつくても頑張ってファスナーを上げてしばらく我慢しましょう。どちらの場合も、余裕が出てきたら靴下を履いて余分に幅を広げておきましょう。実際にそのブーツで外出をする時には、帰りには足が少しむくんだりするかもしれないので、大きめに調整した方が良いですね。
ふくらはぎがきつい場合の究極の解決法
専門家に頼んでも、クリームやドライヤーで革を伸ばしても、満足な結果になるとは限りません。革は無限に伸びるわけではないからです。
究極の方法は、「ふくらはぎの方を調整する」ことです。
去年に比べて5キロ太ったわ、なんていう場合は無理かもしれませんが(ダイエットすれば良いんですが、言うのは簡単)、体重がほとんど変わっていないならむくんでいる可能性があります。
むくんでいれば体調もあまり良くないと思うので、むくみを解消するのは健康的でもありますね。
クエン酸を含んだもの(すっぱいもの)を食べるとか、サプリメントとか、体操とか、マッサージとか、むくみをとるにはいろいろな方法がありますが、面倒なものは長く続きません。
私が一番簡単そうだなと思うのは、着圧ソックスと言われるものです。家でくつろいでいる時、寝ている時に履いているだけでむくみが取れると言われています。夕方になるとまたむくみが戻ってしまうという人も多いようですが、ある程度の効果は期待できそうです。
まとめ
靴を買うのは(特にブーツは)、良く言われるように夕方にしましょう。朝と夕方を比べると、足の大きさもふくらはぎの太さも、かなり違うものだからです。
朝は問題なく履けていた靴が、会社帰りにはきつくて辛くて・・・なんていうことがありますね。足を締め付けるのは、健康にとても良くないものです。きついまま履き続けるのはやめましょう。
夕方になるときついと感じるブーツは、少し広げた方が良いですね。ドライヤーを使う方法なら、お金もかかりません。
革は一度にそう簡単には伸びませんので、根気よく何度か繰り返して伸ばすようにしてください。
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