太陽に当たるとしばらくしてブツブツができて痒い、多形日光疹。
日光アレルギーとか、日光過敏症、紫外線アレルギーなどいろいろな名前で呼ばれます。
できてしまったらどうすれば良いでしょう?
防ぐにはどうしたら良いのでしょう?
日光アレルギーってどんな症状?
「光線過敏症」にはいくつかの種類がありますが、その中の「多形日光疹」と呼ばれる、光線過敏症の中でも一番頻度の高い炎症について、私の経験も交えて書きたいと思います。
ここでは一般的な呼称である「日光アレルギー」を使うことにしますね。
ここで説明する「多形日光疹」は、紫外線を浴びた数時間後から発疹が現れて、数日間続くもので、薬の影響などとは関係のないものになります。
私の場合は、海などに行っても初日には何も起きませんが、翌日からボツボツが出始め、ほぼきっかり1週間で治ります。人によっても違うでしょうし、受けた紫外線の量などにもよるでしょうね。
発疹はいつも日に当たらない部分に現れ、普段から日光を浴びている場所は耐性ができていて発疹が出ないので、顔にはほとんど出ません。
春先に暖かくなって、それまで服で隠れていた部分に日光が当たったりすると出やすくなります。
私はビキニの形に発疹が出たことがあります。ビキニで隠れていた部分は発疹が出なくて白くて、それ以外の部分に真っ赤に発疹が出て、ビキニを脱いでも白いビキニを着ているようになりました。発疹の部分は少し盛り上がっているので、ビキニの部分の方が引っ込んでいるという、ちょっと変な具合になりました。
湿疹の部分が盛り上がるので動きにくいし、何と言ってもとっても痒いです。
日光アレルギーになってしまったら
思春期から青年期の女性に多く、年齢と共に症状が出なくなるようです(私もそのうち出なくなるんでしょうかね・・・)。
発症するメカニズムは、まだはっきりとはわかっていないようですね。
ただこの「日光アレルギー」 (正式には多形日光疹)は、重症化しないので、「放っておいても良いでしょう」という感じでしょうか。
あまりに痒くて、自然治癒までの数日~1週間を我慢できないのであれば、皮膚科に行きましょう。
ステロイドの塗り薬をもらえますので、それを何回か塗ればあっと言う間に治ってしまいます。ステロイド剤は、症状が消えたら直ちに塗るのをやめた方が良いでしょう。
日光アレルギーを予防する方法は?お勧め日焼け止めは?
日光アレルギーを予防する一番良い方法は、「日光に当たらない」ことですね。
長袖、長ズボン、帽子、日傘、首にはスカーフ(夏はガーゼの良いものが出ていますね)で、なるべく肌を日光にさらさないようにします。
それでも外に出ている時間が長ければ、日光の影響は避けられないので、日焼け止めクリームを塗りましょう。
日光アレルギーが出る人は、元々何らかのアレルギーがあったり、肌が弱かったり、アトピー性皮膚炎があったりする場合が多いようです(私もそうです)。
普通に売っている日焼け止めクリームでは、合わないことがあるかもしれません。こればかりは、試してみないとわからないのですが。
私の場合は、日光に当たると日光アレルギーが出るうえ、普通の日焼け止めクリームでは日焼けは防げても、日光アレルギーは防げないんです。
困っていたのですが、ある時飛行機の中で偶然隣に座った人から、それなら絶対これが良い、と勧められたのが「アルトラサン」の日焼け止めクリームでした。
スイスが原産国ですが、油脂・香料・乳化剤・防腐剤 を使っていない、肌に優しいクリームです。しかも頻繁に塗りなおさなくても長持ちするし、塗ってしばらくするとサラサラになるので使い心地もとても良いんです。
私の場合は、これを塗ると日光アレルギーが出ないか、出てもとても軽くおさまります。
あの頃はなかなか手に入らなくて、国際線の免税品の中に入っていたので、飛行金の中で買っていました。今はネットでも買えますね(便利になったものだなあ・・・)。
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私自身は、もうこの日焼け止めクリーム以外は使わないのですが、こういうものは人によって合う合わないがあるので、他にも敏感肌の人向けのメーカーの日焼け止めクリームを紹介します。
こちらはフランスの、アレルギー体質の人にはたぶん有名なメーカーだと思いますが、アベンヌです。私は日焼け止めはアルトラサンを使っていますが、乳液などはここのを使っています。
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こちらも敏感肌向けの化粧品名メーカー、フランスのラロッシュポゼの日焼け止めです。
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まとめ
外で遊ぶ時には、日焼けや日光アレルギーのことなど考えないで楽しみたいものです。
なるべく直射日光には当たらないで、当たる部分には自分の肌に合う日焼け止めを塗りましょう。
対策をしっかりして、思いっきり楽しんでくださいね。
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