イースターと言えば「卵」です。
新しい命を内に秘めた卵は、キリスト復活の象徴であると同時に、春の喜び、豊穣への願いが込められたものでもあります。
イースターの吊り飾りを、卵で作ってみました。
イースターエッグの吊り飾りを作る 卵の準備
まずは卵を洗って、中身を抜くのに穴を2ヶ所あけます。
この写真では針を使っていますが、わかりにくいかもしれませんが普通の縫い針ではなくてちょっとごついものです。千枚通しのようなものを使った方が、簡単にあけられます。縫い針だとちょっと大変。
卵のとんがっている方に小さい穴、丸い方に少し大きな穴をあけます。この写真は丸い方の大きい穴です。穴がこれ以上小さいと、中身が出てきてくれないと思います。
卵の下に小鉢を置いて、小さい方の穴から息を吹き込んで、大きな穴から卵の中身を押し出します。卵に口をつけて思いっきり息を吹きます。白身が先に出てくると思うので、黄身だけになったら穴から針を入れて黄身を壊します。そうしないと出てきてくれません。
中身が全部出て卵が空になったら、水を何回か入れて卵の内側を洗います。
イースターエッグの吊り飾りを作る 模様を描いてひもを通す
卵の中身を出したら、次は色を付けたり、模様をつけたりします。
中身を出してしまったので、色を付けるのは何でも構いません。クレヨンでも、サインペンでも、好きなものを使いましょう。
私は淡い色が好きなので、パステルカラーのサインペンを使いました。重ね塗りしないと、なかなか色が出てくれませんでした。それに当然ながら曲面なので、描きづらいです。
卵に模様をつけたら、次は吊り下げるためにひもを通します。
普通の針だと短くて通せないので、私は園芸用の細い針金を使いました。針金を切って端を折り曲げてひもを通して、大きな穴から小さな穴に通します。ひもの最後に楊枝をくくりつけたり、玉を作ったりして、小さな穴からは出ないように(ひもの端が卵の中で引っかかるように)しておきます。
ひもが通りました。
イースターエッグの吊り飾りを作る 仕上げて飾ります
ひもの端の玉がちゃんとひっかかって、ひもが抜けてこないことを確かめます。
ひもが卵から出てきているところにリボンを結んでみました。
水仙の花瓶に吊るして、イースターエッグの飾りができました。
まとめ
卵は形がかわいらしいので、色を塗るだけでもステキな飾りになりますね。
簡単ですので、お子さんたちと楽しく作ってみてください。
ゆで卵に色を付けたものがありますが、その場合食べても害のない食用の色素が使われます。
色を付けた茹で卵は、殻をむくと卵に色が移って白身がピンクになったりしていますね。
********
コメント