体調が良くない時にお粥が良い理由と効果的においしく食べるヒント

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食欲がない時、やはり思いつくのは「おかゆ」ですね。

どうしてお粥が良いのか、おいしい食べ方を考えてみました。

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体調が悪い時にお粥が良いわけ

体調が悪くて食欲がない時には、あまり噛まなくても消化が良く、食べやすく、あたたかいものを少しずつ食べると良いですね。

うどんやおそばは、起き上がらないと食べにくいですし、ちゃんと噛まないと胃腸に負担がかかることもあります。味をつけないとおいしくないですから、気分の悪い時には食べにくいこともあります。

風邪のひき始めとか、体調が回復してきてある程度食欲があるのなら、消化も良く身体を温めてくれる優良食ですが、具合が悪くて食欲がない時には、あまり向きません。

そういう時の強い味方が「お粥」です。

お粥はお米と水の割合で調整できるのも良いところです。

お米の5倍の水で炊いたお粥が「全粥」と呼ばれて、重湯のないやわらかいご飯です。水がそれ以上多いと、重湯の部分ができて、かたまりが食べられない場合にはその重湯の部分を飲むことができます。

お粥の柔らかさを、体調の回復状況などによって変えて行けますね。

またお粥の良いところは、味をつけなくてもおいしいところでしょう。気分の悪い時には、うどんの出汁の匂いで気持ちが悪くなったりすることもありますし、胃腸が弱っている時にはあまり調味料は使わないほうが良いんですね。

体調、食欲に応じて、味をつけることもできるし、具を入れて行くこともできますね。

そしてもちろん温かい食べ物なので、お粥から立ち上った湯気が鼻やのどをやさしくうるおしてくれる役目もしてくれます。

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お粥を効果的においしく食べるには?

お粥には「梅干し」がつきものですね。

もちろんまったく食欲がなく、重湯を飲むのがやっとという場合には「梅干し」を食べるのは厳しいでしょうけれど、「全粥」が食べられるくらいなら、梅干しも一緒に食べましょう。

梅干しには食欲促進の効果の他、だ液の分泌を促進させて消化を良くする働きがあります。お粥はあまり噛まずに食べるので、だ液の分泌があまりされません。梅干しがそれを補足してくれるわけです。

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お粥は生米から炊いたものが断然おいしいです。

ご飯に水を足して炊きなおしたものは、粘り気があって糊のようになってしまうことがあります。それを避けるために炊く時間を短くすると、ごはんの粒がそのまま残ってしまい消化の良いお粥の状態になってくれません。

おいしい消化の良いお粥ならやはり生米から、ごはんに水を足して煮る場合にはご飯の硬さに注意しましょう。

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お粥にひと工夫

少し食欲が出てきたら、お粥にひと工夫してみましょう。

まずは「たまご」ですね。卵を溶いて、アツアツのお粥に混ぜるだけですが、これだけで栄養価がぐっと高まります。出汁やお醤油などで薄く味付けするか、ゴマ塩やふりかけをかけてもおいしいです。

少しだけお味噌で味付けして卵を溶き入れると、素朴な味に仕上がります。

ここに風邪に良い食材の代表格のねぎを加えても良いですね。

冷やご飯にスープを入れて煮立たせた「おじや」や「雑炊」も、あたたまって良いのですが、ごはんをあまり煮込まないことが多いので、スープと一緒に飲みこんでしまうような食べ方をすると消化に良くありません。

おじややぞうすいは(お粥もですが)、できるだけちゃんと噛んで食べましょう。

もっと元気になってきたら、鶏肉を入れたり、中華風にごま油を落としたり、いろいろ工夫ができますが、それくらい食べられるなら、お粥でなくても良いですね。

まとめ

食欲がない時の強い味方「お粥」についてでした。

お役に立てたらうれしいです。

体調が悪い時の食事についてはこちらにまとめてあります。参考にどうぞ!
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