寒くなってくるとスープのおいしい季節になります。かぼちゃスープは栄養満点な上、作るのも簡単でおいしい!
ハロウィンの食卓でも活躍します。
簡単かぼちゃスープの作り方
カボチャのおいしさをそのまま味わうスープです。余分なものは入れないけれど、本当においしいんですよ。
カボチャは出来れば「赤皮」のものを用意します。「赤皮栗南瓜」が手に入ると一番良いと思います。栗カボチャという名前ですが、これはそんなにホクホクしていなくてスープ(ポタージュ)に向いていると思います。一般的な「黒皮栗南瓜」でももちろん良いのですが、その場合は皮を剥かないと色がきれいにできません。
赤い南瓜なら皮のまま使いますので、良く洗います。
切って種とワタをスプーンで除きます。
適当な大きさに切って(私はだいたい3cm角くらいにします)お鍋に入れます。
カボチャが隠れるか隠れないかくらいの水を入れて、火にかけて煮ます。
カボチャが柔らかくなったら、潰します(ハンドミキサーがあると便利です。これ結構楽しいです)。
潰してからもしばらく煮ます(滑らかになります)。塩コショウで味付けします(薄味にしてかぼちゃの味を楽しみましょう)。
スープが滑らかになったら生クリームを入れて、あたたまったら「いただきま~す」。生クリームはいつもどんな大きさのかぼちゃでも1パック(200ml)使っています。カボチャの大きさによって、少し味が違うといういい加減さですが、大丈夫。ちなみに今回のかぼちゃは約2㎏くらいありました。
スープ椀に注いで、ハーブなんかを飾ると素敵になります(写真ではハーブが大きすぎるうえ、ちょっと沈没しちゃいました)。
かぼちゃスープのハロウィンバージョン
オレンジ色のかぼちゃスープは、それだけでハロウィンの色ですね。そのまま食卓に並べるだけでも、ハロウィン感が高まりますが、たとえばこんな風にデコレーションに顔を作ってみるのはどうでしょう。
海苔を切ってスープに浮かべただけですが、かぼちゃのジャックみたいでしょう?(ちょっとかわいすぎるかも)
海苔は長く浮かべておくとだんだん縮んでくるので、食卓に並べる直前に飾るようにします。
まあ、味的にはかぼちゃスープと海苔が合うわけではないのですけれど・・・あくまでも、ハロウィンのムードを盛り上げる、ということで。
カボチャスープの低カロリーバージョン
カボチャは思うよりもカロリーはありませんが(100g、91kcal)、それでもそこに生クリームが加わることで、かなりのカロリーになってしまいます。私のシンプルレシピではバターを使いませんが、バターで玉ねぎを炒めて入れたりすると、またまたカロリーが高くなりますね。
生クリームも植物性と動物性で違いますし、製品によっても違いますが、だいたい100gで350~450kcalというところです。ちなみに牛乳だと、100gで約67kcalです。
そこでなるべくカロリーを抑えるために、生クリームの代わりに使えるものがふたつあります。
1.豆乳クリーム(100gで約150kcal)
2.ココナツミルク(100gで150~200kcal)
このふたつは生クリームと比べるとカロリーが約半分、栄養素の面でも生クリームよりは身体に良さそうですね。
豆乳、豆乳クリームを使う場合には、豆乳の独特の匂いがスープを台無しにしてしまうことがあります。商品によっていろいろなので、自分が飲みやすい(食べやすい)ものを選びましょう。
まとめ
すごく簡単なスープですが、おいしいので冬にはよく食卓に登場します。
何しろスープは身体が温まるし、かぼちゃにはビタミンと食物繊維がたっぷり含まれています。
ハロウィンにはぜひ(顔つきで)作ってみてください。
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