お腹の調子が悪い時の水分補給と消化の良い食物と食べ方

何だかお腹の調子がイマイチで下痢気味な時、どんなものを食べれば良いので
しょう?何を食べない方が良いのでしょう?

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下痢になった時の水分補給と食べ物

急激に嘔吐したり下痢をしたりという症状が表れたら、冬ならノロウィルスを代表とするウィルス性の胃腸炎、夏ならばO157を代表とする大腸菌による胃腸炎の可能性が高いですね。

でも、下痢にはもっと他にもいろいろな原因が考えられます。食べ過ぎによることもあれば、ストレスが原因になることもあります。緊張すると胃が痛くなるように、胃腸はとても敏感なんですよね。

下痢になったら、まずはとにかく「出しちゃう」方が良いです。下痢止めを速攻で飲んだりしないで、出しちゃうこと。

でも出しちゃうってことは、補給もしてあげなきゃいけないわけですよね。特に水分は補給してあげないと、脱水症状になったら大変です。

下痢をした時に水分の補給、これはもう絶対です。下痢がどんな状態でも(ほとんど水状態でも、まあまあ形がある状態でも)、これだけは怠りなく!

水分以外、ということになると、ちょっと迷いますね。どの程度のものを食べたら良いのか・・・

出たものと同じ状態のものを食べる、とよく言われていますね。下痢の状態を見て、食べるものの硬さを決める、ということです。下痢の状態がほとんど水なら、水状態のものを食べる(飲む)。ある程度形があるものが出るなら、それと同じ程度の硬さのものを食べる。

最初は水のような下痢でも、だんだん回復するにしたがって硬くなって行きますね。それに合わせて、食べるものの硬さも変えていきましょう。

下痢の時に食べる消化の良いもの

水分補給をする時には、冷たいものは避けます。常温か、それより温かいものを飲むようにします。手軽なのは、ポカリスウェットのようなスポーツドリンクを薄めて飲むことです(そのままでたくさん飲むと、糖分が多すぎるので薄めます)。

食べるものは、胃腸の負担にならないように消化の良いものということになります。上に書いたように、食べるものの硬さを調整したいので、お粥がやはり便利ですね。

柔らかく煮たうどん(下痢がひどい時には具は入れません)、油を使っていないパンなども良いと思います。
野菜を煮たスープ(具は食べなくても)なども、食べやすい(飲みやすい)ですね。

もちろん食べ物の硬さが便と同じなら何でも良い、というわけではありません。油ものは避ける!油は胃腸に負担になるからです。もっとも胃腸の調子が悪い時に脂っこいものは、そもそも食べたくないかもしれません。

刺激物、特に辛いものは避けるようにします。また冷たい飲み物も避けますが、冷たい食べ物も避けるようにします。とにかく胃腸に優しいものを食べましょう。

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下痢の時にも良く噛んで食べる

下痢の時にはやわらかいものを食べることになりますが、それでもスルスル飲み込まないでなるべくよく噛むようにします。

食べ物を良く噛みましょうというのは、食物を砕くという他に、唾液で消化を助けるという働きがあるからです。下痢がひどくて重湯を飲むなら噛むのは難しいかもしれませんが、少し硬めのものを食べられるようになったら気を付けたいですね。

特に麺類は、よく噛まないでツルツル食べてしまうことがありますが、意識して噛むようにしましょう!

まとめ

下痢の時には、とにかく水分補給をして、消化の良いものを食べるようにします。

それでもなかなか治らないようなら、医療機関に行くようにしましょう。下痢の原因は、本当にいろいろだからです。

早く下痢が治って、元気になりますように!

体調が悪い時の食事についてはこちらにまとめてあります。参考にどうぞ!

ノロウィルス感染症の回復期の食事は何をいつから食べる?食欲が出ない時は?

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