花粉症の季節になると「あ~、またこの季節が来たか」と憂鬱になる人も多いと思います。薬を飲むと眠くなっちゃうし・・・
そうなんですよね。アレルギーの薬ってどうしてあんなに眠くなるんでしょう?これってどうしようもないんでしょうか?対処法はあるのでしょうか?
花粉症の飲み薬で眠くなるのをどうやって防ぐ?
花粉症などのアレルギーの時に飲む薬は「抗ヒスタミン剤」のことが多く、説明書を読むと「服用後、車や機械などの運転はしない事」という注意書きをよく目にします。
はっきり言って、この手の薬で眠くなる場合には、目を覚ます方法はありません。もちろんある程度、動いてみるとか、新鮮な空気を吸うとかで軽減する場合もありますが、薬の作用で眠くなる、逆に言えば眠くなる成分が入っているからアレルギーに効くわけで、これはもうどうしようもありません。
ただ「眠くなる成分が入っています」と表示されていても、眠くなり方は人によって違うんです。あまり眠くならない人もいるんですよね。
同じ薬を同じ人が飲んでも、体調によって眠くなり方が違ったりもします。
たとえば、私には「アレグラ」は良く効くし眠くなりません。「レスタミン」は効き目はイマイチですがものすごく眠くなります(仕事しててもPCの前で気を失います)。でもこれは私の場合であって、他の人が同じとは限らないと言うか、同じではありません。アレグラでもものすごく眠くなる人もいます。それに効き目も、人によって違うんですよね。
飲み薬の場合には、自分が眠くならない薬を見つける!これしかありません。もちろん医療機関で相談してみるのが一番です。効き目や眠くなるかは人によって違いますが、それでも一般的にどうか、というのはありますからね。
花粉が飛んでいる間中、眠気と戦いながら仕事や勉強をするのは「何かの修行か?」と思うほどつらいものです。自分に合った薬を見つけてくださいね。
花粉症対策に飲み薬以外なら眠くならない
どの飲み薬を飲んでも眠くなるとか、眠くならない薬は効き目が弱い、という場合に試したいのが「点鼻薬」や「目薬」です。
飲み薬はアレルギー性鼻炎にも目が痒いのにも効きますが、もちろん点鼻薬は鼻だけだし、目薬は目にだけ効きます(実際には目薬を点すと鼻も楽になったりすることがありますが)。
点鼻薬は鼻に薬剤を直接スプレーするので苦手だという人も多いですよね。わからなくはないのですが、スプレーして一瞬で鼻が通ったりする快感はかなりのものですよ。
それに点鼻薬は身体全体に作用するわけではないので、その点でも安心です。
ただ市販の点鼻薬は、その場しのぎには良いのですが、長く使うのはあまりお勧めできないようです。長く使うと効き目が薄れて、その後使用前より悪化してしまうこともあるということなので、気を付けたいですね。
目薬も直接目に点すので、効果が高いことが多いです。私は市販の目薬はあまり効果を感じないのですが、これも人によるのでしょうね。
いずれにしても、なるべく市販のものではなく医師に処方してもらったものを使った方が良いと思います。
特にステロイドの目薬の場合には、使用量と期間を守るようにしてくださいね。私は一度ひどい目に遭ったことがあります(ステロイドの副作用)。
花粉症の薬で眠くなるなら東洋医学を試す
東洋医学で代表的なのは、漢方薬ですね。
市販の漢方薬でも鼻炎に効くものなどがありますが、せっかくならしっかり漢方薬のお医者様に診てもらうと良いと思います。東洋医学は西洋医学とは違った角度から診るので、身体全体を整えるような薬を主成分に処方されたりします。花粉症の場合には、小青竜湯 を処方されることが多いようですが、それこそ人によっていろいろな漢方薬を混ぜて、その人に合った処方をしてくれます(オーダーメイドみたいな感じです)。
それ以外にも東洋医学には、「鍼灸」とか「光輝」などありますが、「整体」なども効く人がいるようです。
西洋医学にはもううんざり、という人は試してみると良いかもしれません。
まとめ
花粉症やアレルギーの飲み薬は、眠くなる成分が入っているものが多いです。
とにかく専門医に行って相談するのが一番です。眠くなって困っているのなら、それをはっきりと伝えましょう。
そして飲み薬だけではなく、鼻スプレーや目薬なども選択肢に入れると良いと思います。
花粉の季節、なるべく楽に「眠くならずに」すごしたいですね!
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花粉症なのに車を運転するならこちらの記事も参考にどうぞ!
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