雨の日は、飛んでいる花粉の量が減って、花粉症はあまりひどくない、ハズなのに、なぜか雨の日にも鼻がグズグズ、目も痒い・・・いや、もしかして雨の日の方がひどいかも・・・
そんなことってありでしょうか?
雨の日に花粉症がひどくなる!
花粉情報などを見ていても明らかなように、雨の日は花粉の飛散量が減ります。
ということは、普通だったら、花粉症の症状は軽くなるはず・・・
ところが、です。軽くなる気がしないんですよね。。。雨だと、「花粉が少ないはず」と気分的には良いのですが、その実くしゃみをしたり、目が痒かったり、あまりいつもと変わらないんです。
私自身はあまり変化を感じられないというだけなのですが、中には「雨の日の方がひどい!」という人もいるみたいですね。
調べて見たら、どうも「低気圧」というのが影響しているらしいです。
「気圧が低くなると体内のヒスタミンが増える」というのですね。え~、そんなことがあるんですね。
アレルギーの時に飲む薬は「抗ヒスタミン剤」です。体内のヒスタミンを抑える薬ですよね。そのヒスタミンが増えるのだったら、アレルギーが起きやすくなる、というのはとてもわかりやすいです。
また「低気圧だとリンパ球の割合が増える」ということもあるそうで、リンパ球と言えば体外から入ってきたウィルスなどをやっつけてくれる(免疫反応)正義の味方ですが、アレルギーはこの免疫反応が起こすわけですから、これも原因になりそうです。
雨が降る時に、気圧がものすごく急激に変化するわけでもないし、これくらいの気圧の変化は高いところに登っただけでも起こることなので、そんなに影響があるものなのかなあ、とも思うのですが。。。
でも頭痛がすると雨が降るとか、雨の日は身体がだるいとか、これって気圧のせいらしいんですよね。ということは、やっぱりそれなりの反応が身体に起こってしまうということなのかな。。。
低気圧でひどくなる花粉症なんて、どうやって対応したら良いものなのか困りますが、少なくとも天気予報に気を付けて、低気圧が来る前に抗アレルギー剤(抗ヒスタミン剤)を飲み始める、くらいはできますね。
低気圧の時の鼻炎はアレルギーじゃないかも
普段花粉症を持っていると、アレルギー症状が出ると「花粉症だ」と思ってしまいがちですが、もしかしたら単に低気圧のせいで鼻炎を起こしている可能性もあります。
低気圧が引き起こす頭痛やむくみ、だるさなどは良く知られています。これは副交感神経(リラックスする時の神経)が優位になるからだと言われていますが、このせいで分泌物(涙や鼻水など)も過剰に分泌されることがあるのだとか。
これはアレルギーというわけではないんですね。
アレルギー反応って、特に鼻に関する症状は、風邪との区別がつきにくかったりしますが、こういうこともあるんですね。なかなか厄介です。
家の中でアレルギーを起こすなら
雨の日のくしゃみや鼻水や目の痒み、もしかして家の中で起きるのでは?
花粉の時期には家の中にも花粉が入りこんで、それがアレルギーを起こすことがあります。一旦家の中に入った花粉は、お天気に関係なくアレルギーを引き起こします。
雨の日は家の中で過ごすことが多いかもしれませんが、歩くたびに床に落ちた花粉を巻き上げているかもしれません。
そして家の中でアレルギーを起こすのは、家に入り込んだ花粉ばかりではありません。カビやハウスダストやダニや、いろいろありますね。
雨が続くのにくしゃみが、なんていう場合には、もしかしてカビが生えたりしていないかチェックしてみた方が良いかもしれません。
まとめ
アレルギーの対策の第一歩は、何に対してアレルギーがあるかを知ること、です。
それがわからないことには、対策のしようがありませんね。
花粉の季節だから花粉症だと決めつけずに、いろいろな可能性を考えてみた方が良いかもしれません。
早くくしゃみが治まりますように!
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