江戸時代には裕福な家しか雛飾りを購入できなかったため、手作りで初節句を祝おうという親心から生まれた風習です。
子供の健やかな成長を願いながら作ったお飾りをつるします。
小さなかわいらしいつるし飾りの一つ一つに、願いと意味が込められています。
会場に足を踏み入れると、まるで人形の国に迷い込んだような気持ちになりますよ。
そしてこの時期、ピンクで開花時期の長い「河津桜まつり」も行われます。
場所が近いので「つるし飾り」と「河津桜」はセットで見に行きましょう!
雛のつるし飾りまつり2019の概要
期間: 2019年1月20日(日)~3月31日(日)
最寄り駅:伊豆急稲取駅
*2月10日~3月10日の間の土日・祝日の午後、各会場を巡るシャトルバスが運行されます。
河津桜まつり(下記参照)が同時期に開催されることもあって、道路はたいへん混雑します。公共交通機関を使うことをお勧めします。
メイン会場
文化公園 雛の館
住所: 〒413-0411 静岡県賀茂郡東伊豆町稲取
問い合わせ: 0557-95-2901
開場: 9時00分~17時00分(入場締め切り16時半)
会場いっぱいに雛壇とつるし飾りが飾られます。「煌びやかな豪華な現代風飾り」をイメージして展示しているということで、とても華やかです。
ジャンボつるし飾りには6409ヶの飾りが付けられていて、見ごたえ十分です。
入館料金: 300円
駐車スペースは約20台
*駅からは徒歩で上り坂約20分
会場の様子です。
公園を挟んで「雛の足湯」があります。
歩き疲れた足に、気持ち良い~。
営業時間: 10時〜21時
料金: 無料
雛の館「むかい庵」
住所: 〒413-0411 東伊豆町 稲取8-1
問い合せ: 0557-95-2901
開場: 9時00分~17時00分
江戸時代の雛人形とその脇を飾る現代のつるし飾りが見られます。
会場は海に面していて、伊豆七島が望めます。
駐車場脇では、お土産やお菓子、軽食の販売がされています。
入館料金: 300円
協賛展示会場
ふたつぼり:無料
なぶらとと:100円
三嶋神社雛段飾り
三嶋神社の階段に、お雛様と雛のつるし飾りが展示されます。
神社の石段に緋毛氈を敷いて、そこにお雛様を飾っています。
午後1時から2時位に、ちょうどお雛様が日に照らされるステキな光景が見られますよ!
場所: 港から路地を入ってすぐ。
期間: 2019年2月20日(水)~3月3日(日)
時間:午前10時30分〜午後3時
※雨天中止
稲取温泉案内図 (各会場や駅の位置関係・距離がわかります)
河津桜をあわせて見に行こう!
「河津桜まつり」がほぼ同時期に行われます。
開催期間: 2019年2月10日~3月10日
*18時から21時まで桜のライトアップがあります(2月20日~3月3日)。
アクセス: スーパービュー踊り子号で東京から2時間30分 河津駅下車
*河津から伊豆稲取は伊豆急行で6分(216円)です。
*桜まつりの期間は混雑しますので、特に週末・祝日は電車を利用しましょう。
河津桜は花が大きくピンクが濃いのが特徴ですが、早咲きで開花期間もひと月くらい(開花から満開まで)と長いんです。
菜の花と河津桜 pic.twitter.com/8PN8eJSCeM
— 山田礼人 (@hayoire) 2019年1月8日
ちょうど「稲取温泉雛のつるし飾りまつり」と同じ時期に見ごろを迎えます。
お雛様というと「桃」ですが、この「河津桜」はピンクが濃いので、おひな祭りにぴったりの雰囲気ですね。
濃いピンクの桜が咲き誇る様は、淡い色のソメイヨシノとは違った華やかなもので、とてもきれいです。
河津里めぐりシャトルバス(有料)や、夜桜無料シャトルバス(河津町内宿泊者対象)などもあるので利用しましょう。
まとめ
「稲取温泉雛のつるし飾りまつり」と「河津桜まつり」。ちょうどほとんど同じ時期に開催され、場所もとても近いんです。
東京からも伊豆急で気軽に行けるので、是非両方とも楽しんでくださいね。
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