
瞬間接着剤のふたが開かなくなった!ということはありませんか?
中身はまだあるのに、使えない・・・そんな時どうしましょう?
瞬間接着剤のふたが開かなくなったら
瞬間接着剤、その名の通り固まるのが速くて(さすがに「瞬間」ではないけれど)、固まるとかなり強力なので、重宝します。シアノアクリレート系瞬間接着剤 という難しい名前があるんですね。
瞬間接着剤は劣化しやすいので(固くなる)、一度ふたを開けたものは使う前に中身がまだ液体(もしくはゼリー状態)かを確認します。中身が固くなっていたら、ふたを開けたところで使えません。
中身がまだ柔らかなのを確認したら、さて、ふたの開け方です。
「 シアノアクリレート系瞬間接着剤」の性質として、熱と衝撃に弱いというのがあります。ふたが開かなくなったら「衝撃に弱い」という性質を利用します。
実はキッチン用品を壊してしまってくっつけようと瞬間接着剤を引き出しから探し出し、いざ使おうと思ったらふたが開きませんでした。
無理やりふたを開けようと思ってひねったので、チューブの部分が歪んでしまい、私の指は痛くなってしまいました。海外製ですが「 シアノアクリレート系瞬間接着剤」です。
衝撃を与えるため、ドライバーの持ち手の部分を使いました。接着剤のふたの部分を「コツコツコツ」、そんなに力を入れずに5回くらい叩きました。下にはちゃんと紙を敷いて、中身が少しくらい出ても大丈夫なようにしました。
あ、ふたが回った!そしてこの通り!ちゃんとふたが開きました。中身も大丈夫でした。
金槌を使ったりして大きな力を加えた場合、容器が壊れて中身が出てしまうことがあるかもしれません。中身が出て周りのものにくっついたりするのも困りますが、熱を発生する可能性もあるので、気を付けてくださいね。軽く叩いてみて開かなければ、諦めた方が良いのではないかと思います。
ふたが固まるのを防止するには
この瞬間接着剤は、水分(空気中などの)と反応して硬化するということで、当然ながら密封された状態なら硬くなりません。使った瞬間接着剤のふたが開かなくなるのは、外に出てしまった接着剤が空気に触れてかたまってしまったということです。
このようなことを防ぐには、ふたを閉める時に外に出ている接着剤を良く拭きとることです。容器部分には、接着剤が付きにくい素材が使われているので(ポリエチレン)、きれいにふき取ってふたをすれば、ふたが開かなくなることはありません。でも拭き取るのって、結構難しいんですよね(すぐに固まっちゃうので)。
使い終わったら外に出てしまった接着剤をよく拭き取ってふたを素早く閉めれば、次に使う時にふたが開かない、ということはないはず(うまく行けば、ですね)。
もしまたふたが開かなくなっても、外に出てしまった接着剤が少なければ、「コツコツコツ」と優しくノックしてあげたら、はいはい、とまた出てきてくれると思います。
瞬間接着剤が肌に付いてしまったら
よくやってしまうのが、接着剤が指に付いてしまって、それを拭おうと思って別の指を使ったらくっついちゃった、というのですね。
お風呂くらいの温度のお湯にしばらく浸けていると、少しずつはがれてきます。無理やりに引きはがすと肌を傷つけてしまうので、のんびりと時間をかけましょう。
この時にはくっついた指が離れれば良いかな、くらいの気持ちで、肌に付いた接着剤がきれいに取れなくても、気にしないでそのままにしておいたほうが良いです。お風呂に入ったりしているうちに、だんだん落ちてくれますから。そうすれば肌を傷めることもありません。
まとめ
瞬間接着剤は便利ですが、ふたが開かなくなったり、指がくっついちゃったり、修復した部分がずれてしまったり、なかなかに大変です。
開かなくなったふたは軽く「コツコツコツ」です。無理をして、力いっぱい叩かないようにしましょう。
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