年末が近くなってくると、早く年賀状を書かなくちゃ、と焦ってしまうのは(たぶん)私だけではないでしょう。
印刷してもテンプレートを使ってプリントしても、一言欲しいのが手書きのコメンです。
手書きの一言があるだけで、年賀状が形式だけのものではなくなります。
でもその「一言」、何を書けばよいでしょう?
年賀状に添える一言の例
たった一言で良いのだけれど、それがなかなか思いつかないんですよね。
う~ん、、、と考えて時間が過ぎて、もういいやっ、と何も書かないで出したり。。。
でも、自分がもらう年賀状を考えてみると、プリントだけの年賀状ってなんだか味気なくないですか?とりあえず出せばいいや、って出してもらったような気がすることもありますね。
手書きの一言があれば、その年賀状が暖かく感じ、その年賀状をくれた人がとても好ましく、近しい感じがしますよね。
「一言」と言ってもいろいろありますね。
*一般的な一言
「旧年中は大変お世話になりました」
「ご家族のご健康を心からお祈り申し上げます」
「幸多き年でありますよう心からお祈り申し上げます」
「皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます 」
「本年も何卒よろしくお願いいたします」
「新しい年がすばらしい年になりますように 」
「幸せいっぱいの毎日になりますように 」
*相手を気遣う一言
「その後、お元気ですか」
「いかがお過ごしですか」
「お変わりありませんか」
*相手の近況を知っている場合にそれに関することを一言
「新しい会社では張り切っていることでしょうね」
「英会話はずいぶん上達したのでは?」
「赤ちゃんが加わって、にぎやかなお正月を迎えていることでしょうね」
*自分の近況に関する一言
「おかげさまで元気です」
「元気に頑張っています」
「家族共々元気です」
「最近引越しをしました」
「去年は転職し、心機一転頑張っています」
「相変わらず本ばかり読んでいます」
「去年は映画を50本も観てしまいました」
*自分の新年の誓いを一言(親しい人向け)
「今年こそ5㎏減量!」
「今年こそ英語が喋れるようになるぞ」
「今年は絶対海外旅行をする!」
上司への年賀状の一言
会社によっては、年賀状やお中元などのやりとりを禁止(とまでは行かなくとも「必要なし」と)しているところも多いですが、出すのが常識、というところもまだまだ多いようです。
上司への年賀状に添える一言は、あなたの印象を決めてしまうことになりかねないので、気を使いますね。
「今年は、飛躍できるよう頑張りたいと思います」
「少しでも会社に貢献できるように頑張りたいと思います」
「去年より今年は、良い仕事ができるように邁進したいと思います」
「今年もいろいろご教示ください」
「本年も変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」
「初心を忘れずに頑張りたいと思います 」
あまり大袈裟な言葉は使わずに、さりげなく気遣うような一言が印象が良いかなと思います。
「今年も頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○○x長にとって、 2017年がすばらしい年になりますように」
なんてどうでしょうか。
友達への年賀状の一言
「今年もみんなで集まれたらいいですね」
「今年も時々会おうね」
「今年はどこかに一緒に旅行しましょう」
「素敵な年になりますように!」
「今年は会いたいですね」
*失礼に感じる一言もありますので気を付けたいです。
こちらが相手を気遣っているつもりでも、余計なお世話だったり、触れられたくないことだったりすることがありますね。
「すてきな人と出会って結婚できると良いね」
「そろそろ子供ができても良いころじゃない?」
「最近身体の具合はどうですか?」
病気や体調がすぐれない人には、年賀状では触れない方が無難です。
*避けた方が良い言葉
よく年賀状では「旧年」という言葉が使われます。普段はあまり使わない言葉ですよね。これは「去年」という言葉を避けるために使う人が多いようです。「旧年中はお世話になりました」とかですね。
「去年」の「去」という字は、あまり縁起が良くないと感じる人がいるということです。過ぎ去った年だから「去年」ですが、この「去る」というのは、避けた方が良い言葉(文字)なんですね。そう言われてみれば、そうかも。。。。
年賀状には縁起が良くないことはもちろん、あまり良くないことを想起させるような言葉や文字も入れない方が良いようです。
まとめ
年賀状の手書きの一言は、受け取った側はとても嬉しいものですね。
どんなことを書いたら相手が喜ぶか、を考えることが、気の利いた一言を書くコツでしょう。
2017年があなたにとって幸せな年になりますように!
********
コメント