暑い季節になると、冷たい飲み物が飲みたくなります。
普通に冷やした飲み物だと、持っている間に温かくなってしまってがっかり、なんていう経験は誰にもあるのではないかと思います。
出掛ける時に凍った飲み物を持っていくと、冷たいのが長持ちしますが、飲もうと思ったら凍っていて飲めなかった、なんていうことも起こります。
だいたい飲み物を凍らせるのってどれくらい時間がかかるんでしょうか？1時間くらい冷凍庫に入れて置いたくらいでは、凍ってくれない気がします。
それに炭酸飲料だとボトルが破裂しそうで、こわいし・・・
ということで、330mlコーラを使って、どれくらいで凍るのか、破裂はしないのか、融けるのにどれくらいかかるのかを実験してみましたよ。
＊ボトル飲料を凍らせることは、どのメーカーもNGだと言っています。通常のボトルは冷凍を想定して作られていません。もし凍らせる時には、十分に注意してくださいね！
コーラは何時間で凍るのか？破裂はしないのか？
まずは「破裂」したらこわいなということで、ボトルをビニール袋で包みました。
これで、もしボトルが破裂して中身が出てきてしまっても大丈夫です。
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途中経過の写真を何枚も撮ったのですが、写真ではどんな状態なのか全然わからない・・・
冷凍庫に入れて2時間経過したところで取り出してみましたが、まったく変化なし。全然、まったく、これっぽっちも凍っていませんでした。
4時間くらい経過した時点で、半分くらい凍った感じ。
5時間くらいで8割くらい凍った感じ。↓これがそうですが、よくわからないですよね。
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実験開始が夕方だったので、寝てしまいました。翌日見てみると、すっかり凍っています。
見ての通り、破裂もしていません。
【注】上にも書きましたが、私が今回試したものは破裂しなかった、というだけで、コーラは冷凍しても破裂しないよ、と言っているわけではありません。
凍らせたコーラが融けるのにかかる時間は？
今回凍らせたコーラは、気温28度でどれくらいで溶けるのか見てみました（ようするにこの日の気温が28度だったわけですが）。
ビンビンに冷やしたり凍らせた飲料を持ち運ぶ時には、私はタオルでできたケースに入れます。
これで2時間たった状態。ちょっとわかりずらいですが、あまり融けていません。
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今回わかった意外なことは、このタオルケースは融けるのを防止する（保冷の）役割もするみたい、ということです。
タオルケースで覆われている部分には霜が付いているのですが、ケースを外すとたちどころに融けてしまいます。下の方のケースに半分覆われている部分に霜が付いているのがわかるでしょうか？
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これで3時間たったところです。逆光で撮った方がわかりやすいかなと。まわりは液体、中心は氷（氷が液体より高い）なのがわかりますか？
まだ半分以上が氷です。
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思った以上に溶けるのが遅かったです。タオルケースのおかげでもあるかもです。
もちろん気温がもっと高ければ、もっと早く融けますね。
それに今回は持って歩いたわけではないので、気温28度でタオルケースに包み置いておいた状態、での実験結果です。
まとめ
今回の実験は、あくまでもボトル入り飲料がどれくらいで凍るのか、どれくらいで溶けるのかを調べるのが目的です。
凍るのも融けるのも、思っていたよりずっと時間がかかりました。
＊冷凍用ボトルでないものを凍らせる場合には、破裂しても大丈夫なようにビニール袋などで包む。
＊冷凍庫では数時間かけないと凍らない。
＊凍った飲料はすっかり融けるのに数時間かかる（当然気温による）。
＊ペットボトル用タオルケースに入れた方が、凍っている状態が長持ちできる。
凍った飲料を持って行きたい場合には、「凍らせても良いボトル入り」の飲料を選ぶのが安全です。たくさん出ていますよ。
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飲みたいものを、冷凍できる水筒に入れて凍らせて持って行くというのも良いですね。冷凍できる水筒もいろいろ出ています。
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今回使ったコーラのような飲料は、中身が均一には凍らないようです。水の部分が先に凍ってしまうようで、半分くらい凍った状態で飲むと、すごく甘いと思います（したがって残り分-先に凍った分-は味が薄い）。
コーラをボトルのまま凍らせても「コーラシャーベット」のようなものはできないと思います。
コーラのようなものを凍らせて持って行くなら、すっかり溶けてから飲んだほうが良いですね。
ジュースのようなものだと凍らせるとシャーベットのようになるので、その方が凍らせて持って出かける場合には向いているかもしれません。
暑い夏をいろいろ工夫して、元気に気持ち良く過ごしたいですね！
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