ここ数年、節分には恵方巻が付き物になりましたね。
まるで昔からの習慣だったみたいに、お店で買ったり、自分で作ったりして食べるようになりました。
でもこの恵方巻き、ボリュームもあるし、海苔をかみ切るのは大変だし、子供や年配の方にはちょっと工夫が必要ですね。
恵方巻きの起源はあまりはっきりしないし、伝統のある行事ではなく民間伝承の気楽なものなので、工夫して楽しくお祝いしましょう。
恵方巻きの海苔を食べやすくするには?
恵方巻きは切らずに食べることになっているので、そのままガブリと行くと、海苔が噛み切れなくて全体がつぶれてしまったりしませんか?
特に子供や年配の方には、とても食べにくいものです。
海苔ではなく、食べやすい他のもので巻けるものはないか捜してみました。
結論は、ほとんどない、です。残念。
「薄焼き卵」や「ゆでたほうれん草の葉」「とろろ昆布」などで太巻きは作れますが、切らないで食べる、ということは、太巻きが「丈夫」でないといけないんですね。
やはり他のもので巻くと弱くて、くたっとしてしまうんです。
じゃあ、海苔そのものをどうにかできないものかと捜していたら、こんなものがありました。
海苔に小さな穴をたくさんあけて、噛み切りやすくする道具です。コンビニのおにぎりなどには、こんな風に穴をあけた海苔が付いているらしいです(そういえば食べやすいですよね)。
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恵方巻きの子供が好きそうな具は?
恵方巻きの具と言えば、かんぴょう、甘辛しいたけ、卵焼き、でんぶ、きゅうり、高野豆腐、うなぎ、あたりが代表的でしょうか。
七福神から、7種類の具を入れると縁起が良いなどと言われています。
具を何にするかは特に決まりはないので、好きなものを入れて巻きましょう。
子供が喜んで食べそうな具を考えてみました。
ウィンナー
ツナマヨ(ツナ缶をマヨネーズで合えたもの)
卵焼き
照り焼きチキン
甘辛そぼろ
カニカマ
チャーシュー
魚肉ソーセージ
アボカド
チーズ
大人も好きそうですね。
トビコ
エビ
タクアン
大葉(青紫蘇)
ゴマ
納豆
カニカマ
ちりめんじゃこ
などもおいしそうです。
恵方巻きを食べやすくする工夫は?
子供や年配の方には最初から小さめに作ってあげましょう。
海苔を4分の1に切ったもので十分です。
7種類の具にこだわるなら、ゴマとかチリメンジャコ、でんぶなどを入れると嵩張らないのに種類が増えます。
ミツバやホウレンソウをサッとゆでたものを入れるなら、小さく切って入れましょう、大きいままだと噛み切りにくいです。
特に子供には、食べる時にラップに包んであげると、くずれないで食べることができます。
いっそのこと、海苔にご飯はやめて、食パンで作るという手もあります。
クルクルサンドイッチですね。
サンドイッチ用の食パンに、ウィンナーや卵やレタスなどをクルクル巻いて、ラップでくるんで恵方巻サンドイッチの出来上がり!
クレープやホットケーキを薄めに焼いて、それにクリームや果物を挟んでクルクル巻いて、恵方巻きロールというのもおいしそうです。
まとめ
恵方巻きは「恵方」を向いて食べる、というところが重要で、後は家族で楽しく過ごせれば良いのではないかと思います。
*恵方巻きの食べ方については、こちらに書いているので参考にどうぞ!
好きな具を入れて美味しく食べやすく作って、家族みんなで1年の幸せを願いましょう。
楽しい1年でありますように!
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